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iBookを磨け!!

ついに憧れの 15-inch PowerBook(1.0 GHz, FW800) を購入、それまで ThinkPad と iBook の2台でやっていた作業をすべて PowerBook に移行しました。ThinkPad はまだ iアプリ作成等、PC でしかできない作業があるので手放す事はできませんが、iBook の方は友人に安く譲る事にしました。

そこで気になったのが本体の細かい傷です。iBook(500MHz, Dual USB)と呼ばれるこの機種は表面が透明のポリカーボネートで覆われていて半透明の筐体が非常に美しいのですが、反面傷が付き易い、目立つという欠点があ ります。そのためか後続の iBook の筐体は真っ白に変更され、半透明ではなくなってしまいました。私は海外出張に iBook を持って行っていたのでその移動中に付いたと思われる傷があちこちに付いていました。そこで今回、手放す前に iBook を磨く事にしました。

まず用意したのが紙ヤスリです。結構深い傷もあったのでとりあえず #400 - #1500 をそろえました。色々な種類がありましたが丈夫そうな「耐水ペーパー」にしました。そして早速 #400 で傷を擦ってみたんですが、、、

げ、真っ白、、、

傷は確かに見えなくなりましたがどっちかと言うと同じだけ傷を付けていると言う状態。これは先が長そうだという感じでした。「耐水ペーパー」なので少しずつ水をつけて磨いていきます。

数日かけて何とか #1500 まで行ったのですがそれでも表面は曇ったまま、透明にはなりません。そこでさらに細かく磨くために粉末の研磨剤 #2000 & #4000 を買ってきました。研磨剤は少しずつ水に溶かして布に付けて磨きます。パソコンなので水はご法度なのですが iBook のポリカーボネートの部分には継ぎ目などの水が浸透する部分が無いので気を付ければ問題ありませんでした。

研磨剤
研磨剤

さらに細かく磨くため、次にアクリル研磨剤を使いました。これはデジカメの水中ハウジングを磨くために以前から買ってあったものです。

アクリル研磨剤
アクリル研磨剤

仕上げは研磨布です。これも水中ハウジング用に買ってあった「プラスチックみがきクロス」と「クリーンクロス」を使いました。

プラスチックみがきクロス
プラスチックみがきクロス

クリーンクロス
クリーンクロス

結果としてはひび割れ以外の傷についてはほぼ完全に消えて元通りの透明な表面に戻りました。


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