- 日々のいぶし節。 -
99年1〜2月


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★2月19日

HARUコミ当選通知が来ました!だもんでちょっと慌てて更新作業。日記がシンプルなのも、たまにはいいよね(苦笑)。去年11月以来のイベント参加になります。頑張って新刊だしますね!
…と、これだけじゃ寂しいので、今やってる更新作業を告知しようかな。トップページのイラスト、新しいのを描いてます。リンクもいっぱい追加予定。あと、やっとアークザラッドのページを開設できそうです!しばらくは工事中のコーナーばかりになりそうですが(汗)。アーク関連のHPは既に面白いのがたくさんあるので、なかなか方針を決めれなかったんですよ。目新しい情報はあんまり無いかもしれないけど、個性と愛あるページにしたいです。乞うご期待!


★2月16日

相変わらず映画の話ばっかですいません。先日「メリーに首ったけ」と「ビッグ・リボウスキ」を観に行ってきました。
「メリーに首ったけ」は、メインの下ネタは想像してたよりキツかったけど、下ネタ以外のネタもかなりキワドイ。さらりと笑うに笑えないネタ満載です。キュートさでカバーしきれてない気もするんだけど、面白いからまぁいいか。特にラストがいいカンジ。可愛く愛しいアダ花映画とでも言えばいいのかしら。近くにいた高校生の男女は前髪ネタがよほどツボだったらしく、真似してみようかと言っていました。人生の先輩として、それだけはやめとけと言っておきます。
主人公が悲惨という点では「ビッグ・リボウスキ」もかなりのもんでした(ブシェーミの方がもっと不幸だったけど)。些細な不幸がどんどこ降り積もっていくという話です。登場人物はかなり個性的。なかなか面白い話でした。相棒は大絶賛してました。そうそう、渋谷のシネマライズという映画館はとても居心地よかったです。段差が大きいので、座高が高い方も安心。音響効果もうるさいくらいの迫力でした。ペリエ売ってる映画館ってのは初めてだなぁ。ムトゥもこっちで観たかった…松竹の方は段差が無いし、観客のマナーも悪かったので。
映画といえば、妹が友達にウディ・アレンの写真入りポストカードで手紙を書こうとしながら「でもさぁ、相手がウディ・アレン知らなかったら、”何でこいつはオッサンの顔写真のはがきをよこすんだろう”って不審に思うだけだよね」と一言。ウディ・アレンは爆笑した私達を許してくれるでしょうか。
ビデオでヒットだったのは「ブラックジャック」です。加山雄三版(これマジ?)じゃなくてアニメの方。今までは全くノーマークだったけど、ビデオ版のTV放映を観た途端大ハマり。泣けるやん!濃ゆいやん!!大塚明夫やん!!!(牧師調)…とミーハーな表現をしてみましたが、正座して観たくなる優良作品であります。早速原作を集め始めました。私のお勧めは2巻の「葬列遊戯」と5巻の「サンメリーダのふくろう(漢字変換出来ず)」です。ブラックジャックは、メスを握っている時とピノコの側にいる時はそりゃもういい男なのですが、海パンでリゾートかましてる姿は違和感バリバリ。


★2月3日

とうとう観ちゃったよ「シベリア超特急」!!!まさか近所のレンタル屋にあったとは。
この映画、何がシベリアかっつぅと、寒いとこがまさにシベリア。ファンタージェンを飲み込んだ虚無(Byネバーエンディングストーリー)が相模原市にもやってきたかと思いました。セットの作りは激チープで、列車はまるで箱(動かない)。かたせ梨乃のギャラを除けば、多分「エル・マリアッチ」より低予算と見た。エル・マリアッチはまだ観てないけど、映画の面白さは予算に比例しないという事を証明した作品だそうです。一方シベ超は…まぁ、ある意味面白い作品だったからいいか。
この映画は、映画評論家の水野晴郎が原作に主題歌の作詞、挙句主演(演技力に関してはノーコメント)まで計6役をこなし(てしまっ)た作品です。一応推理モノなのですが、結局一番の謎はマイク水野とは一体誰なんだという事と、レンタル屋の店員がこのビデオと「赤ずきんチャチャ」を同時に借りた客をどう思ってるのかという事のみでした。ビデオパッケージには「ラスト2段のどんでん返しは誰にも言うな」とかなんとかありましたが、とても口に出して言えません、恥ずかしくて。…何でもシベ超には、私が観たビデオ版とは別に、劇場公開された完全版というのがあって、こちらにはさらに恥ずかしくも恐ろしいオチが存在するとか。
このシベ超、2月23日火曜深夜2:15に日本テレビ系列でTV放映されるそうです。一見の価値はありますので、ぜひ。レンタル料金を無駄遣いする事なく観るチャンスです。そうそう、この映画のレビューを掲載したHPも爆笑モノ!gooで検索すれば複数見つかります。但しネタバレ情報が多いのでご注意を。
散々言いたい事言っちゃってますが、思ってた程ダメージを受けなかったのは、多分「ミル・マスカラス 愛と宿命のルチャ」を観た後だったからでしょう。あの作品は凄かったっす、いやマジで。シベ超完全版もレイトショーで上映してくれないかしら、BOX東中野さん。
そうそう、「ジョー・ブラックをよろしく」も観ました。…ハッキリ言っちゃいましょう。この映画はブラピファンの為の映画です。まさにブラピ金太郎飴状態(どこを切ってもブラピ)。繊細で綺麗な映画ではあったのですが、どうも淡白。最近劇場で観る映画はこういうのが多いなぁ。ブラピの胸板と腹筋以外にはあまり興味がない私にとっては、可も無く不可も無く…という映画でした。あ、でも、ラストと父親の妹贔屓と邦題はちょっと引っかかったなぁ。特にラストに関しては、隣の女子高生の(以下ネタバレ規制)、「それでいいのか死神」「じゃあ何かい、あの女はどっちも好きだったって事?」などのツッコミに心の中で頷いてました。…映画の内容より、てんでにバケツ大のポップコーンを持っていたアメリカ人の団体の笑い声がドリフのエキストラと同じだったのが印象に残ったという事は、みんなには内緒(←「紅の豚」風締めくくり)。


★1月21日

ところで、巷ではまたポケモンが騒がれているらしいですね。あぁぁ、またこれで同人界全体が盲目的に中傷されるのかしら。中傷といえば、「金田一少年の事件簿」でパソ通のオフ会で殺人事件が起こるという話をやってましたが、登場人物があまりにも奇人変人オタクな描写でうんざりしちゃいました。コンピュータやインターネットは一般家庭に浸透しつつあるけど、いまだにこういう見方をされてるのかなぁ。私は偏見のありがちなものを好きになる事が多いので、この手の事に遭遇するのはしょっちゅうですが、主観的な好き嫌いやゴシップ的な情報に躍らされて決め付けた第一印象だけを批判意見に転換させたケツの穴のちみっちゃい言い分には、もう飽き飽き(チョコクリ○ピーのCM調)。…そんな荒んだ世の中に清涼剤を投与すべく、テレタビーズラヴの妹と、彼らの頭のツマミをひっぱると脊髄orえびの背綿ライクな物体がズルリと出てくると思っている私が合作した、ピカチュウのらくがきをここに公開します。左のピカが妹、右のピカが私です。くどいようだけどピカチュウです。右下にあるのは私がおまけで描いたゴマちゃんね。
何だか荒んだ話になっちゃったので、気を取り直して映画の話を。「ムトゥ 踊るマハラジャ」と「アルマゲドン」を観てきました。ネタバレ箇所は文字色を背景色と同じにしてあるのでマウスで反転させてご覧くださいね。
初めに観たのは「ムトゥ」です。すごく観たかったんだけど、連日満員で行けなかったんですよ。流行モノに背を向けてたという説もあるけど(苦笑)。先日の映画関係のオフ会で観たんですが、この映画は久々の大当たり!インド恐るべし!!核爆弾なんぞ作ってる場合じゃないよ。ここんとこ映画館で観た作品は「何かが足りない」と感じるものが多かっただけに、素直に面白く思えました。ストーリーは直球ストレート極まりないけど、その分わかりやすいし、意識的に笑わそうとしてるギャグは至極コテコテでベタだけど、にじみ出る雰囲気がとにかく笑える(上手く説明できないなぁ…)。路線的には「ミル・マスカラス 愛と宿命のルチャ」と同様の”脱力系”だと思うんですけど、パワーと勢いとスケールのゴリ押しとたたみかけで脱力する隙を与えません。スーパースター☆ラジニカーントの扱いも想像以上でした。とにかくすごいのよ、この人のスターっぷり。映画が始まる前からノンストップです。正直、黄色い声で騒ぐ気になれないタイプの、タイガージェットシンを彷彿とさせる濃ゆいオッサンにしか思えないんだけどなぁ。大プッシュの作品ですが、上映途中で退出した人もいたし(暗くてよくわかんなかったけど、年配の人が多かったような)、馴染めない方もいるとは思います。でも、一度観て損はないですよ。2月にビデオが出るけど、できたら客層の良い(ここ重要!)映画館で観て欲しいなぁ。
一方「アルマゲドン」は…うーん、例えるなら上善如水のような映画でした。確かに面白かったんですが、すごく淡白に思えたんですよ。「ムトゥ」の方を後に観てたら内容を忘れちゃってたかもしれないなぁ(汗)。一番いただけなかったのがラストの展開。あまりにもバレバレなんだもん。だって、くじびきで婚約者がスカを引く展開も読めちゃうし、その後主役が穴の底まで同行した日にゃあ「スイッチ握りしめとかないとあんたの身代わりになっちゃうよ!」と思っちゃうじゃないっすか(笑)。「俺は勝ったぞ」と言った後で思い出がフラッシュバックするシーンはかっこよかったけど。残酷な描写が無いし、色んな「愛」の描写があるので、ファミリー向けの映画だと思います。それにしても、リブ・タイラーはセリフが少ないのに存在感がありました。ベッドから顔を出した途端、空気が変わったような気がしたんですよ。COOKIE'S FORTUNE(クリスとの共演作)が楽しみです。
…さて、せっかく面白い映画に巡り合えて浮かれている気分を引き締めるべく、さっきレンタル屋で「シベリア超特急」を借りてきました。これから観てみます。どきどき。


★1月13日

ここんとこ雪が降るほど寒い日が続いていて、原稿描く気力もHP更新する気力も尽きかけていたのですが、んな事言ってらんないよ!やっとガンガンアークにシャンテが出たよ!!リーザの14歳には思えないヤバ気な色気とは違った色っぽさがありました。私はシュウ×シャンテ派(いや、今月号の展開だと逆か)なので、シュウの後ろ髪の奇妙さ加減はさて置き、万歳百唱気分っす。まぁ、カップリングについてはそれぞれのご意見があると思いますが、私と趣向が相容れない方は「あぁ、こういう人もいるんだな」と軽く流しちゃってくださいね。
先日、予告編が妙に印象的だったシンクを観に行きました。予想通り「感性で観る作品」でした。…すいません、正直言っちゃうと、あんまりよくわからなかったんです(汗)。いつまでも、ガチガチの作品じゃないと理解できないようじゃ駄目だなぁ。アーティスティックな作品を観て「面白い」と思えるようになるor何かを掴む事ができるようになるのが今年の目標の一つです。とりあえず次に観たいのは、「ムトゥ 踊るマハラジャ」「ビッグリボウスキ」「キラーコンドーム」「シベリア超特急(マジで観たい!すっごく観たい!!)」かな。相変わらずよくわかんないラインナップだけど。
関係無いけど、明日1月14日は、渕正信選手の誕生日です。お祝いしましょう。


★1月5日

あけましておめでとうございます。
松の内は実家に帰っていたのですが、とうとう家族がインターネットの荒波に身を投じる決心をしたらしく、マシン購入に付き合わされました。予算の都合で妹の「かわいいiMacがいい」という要望は一蹴され、スペースの問題からノートパソコンのVAIOの小振りなやつ(特売してた)を購入する事にしました。ちなみに家族全員、「コンピュータは何でもできる魔法の箱だと思ってる」「プログラマは冷蔵庫の修理もできると信じてる」「母の友人は”キーパンチャー”と”モンキーパンチ”の区別がつかない」という純粋培養のビギナーです。 家族がネットに関心を示してくれるのは嬉しいんですけど、米といでる最中や推理ドラマの佳境の時に「フロッピーディスクって何?」という電話がかかってくる度に、ユーザーサポートのお姉さんはつくづく偉いと思ってしまいます。プロバイダも決まったらしいので、あとちょっとで家族もネットデビューです。今から嫌な画像を添付したメール爆弾の準備をしなきゃ。…勿論、私のAIRネットのメルアドは教えません。何故なら、このHPの存在がバレるから(死)。



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