ジャンジャンのサービスについて、いまはもうないお店なので、少し詳しく書いていきます。
キス
最近はキスOKの風俗の女の子も多いですけど、少し前までの風俗ではキスは特別なサービスでした。ソープランドなどでも、セックスはいいけどキスはダメ、唇は本当の恋人だけのもの・・なんて女の子もいたのです。いまでも同じ風俗店のなかででもキスOKの女の子とNGの女の子が両方いるのが普通だと思います。
しかしジャンジャンの場合は特別でした。何回か通うとか面倒な手順を踏む必要もなく、キスが最初からサービスに組み込まれていたのです。女の子全員キスOKということです。それもただのキスではなく、舌と舌を絡ませるようなディープキスが普通でした(たまにディープはダメという女の子もいましたが、ごく少数でした)。これは当時すごいことでした。風俗雑誌の巻頭を飾ったりAVデビューしてメジャーになるような女の子たちが次から次にやってきては濃厚なキスをしてくれるのです。本当にすばらしいサービスだったと思います。
キスはハードサービスとはいえないかもしれませんが、なかにはとても上手な女の子もいました。テクニックもさることながら情感の込め方がすごかったのです。まるで本当の恋人を見るような目で見つめてくれてしっとりと舌をからめてくれました。そういう女の子なら相手をキスだけで(肉体的にも、精神的にも)元気にすることが可能でした。
逆に、ジャンジャンに慣れない、あるいは苦手と思う人の中にはこのキスがダメだという人もいたと思います。回転サービスで少し前まで他の客にサービスしていた口にキスすることに抵抗を感じるのでしょう。わたしの場合も最初はそうでした。でも女の子達が清潔に気を使っていることがよくわかりましたし、すぐに気にならなくなってしまいました。(今ではキスが大好きです。他の風俗店に遊びに行ったときにもキスがNGだったり、あっさりしていると不満を感じてしまいます。)
正面だっこ
普通ピンサロではシートの通路側に女の子、奥側に客が座って女の子が上半身を寝かせてサービスします。
ジャンジャンではこのほかにシックスナインとあと正面だっこと呼ばれる体勢がありました。
正面だっこのオーソドックスなルーティンとしては、まず女の子がシートの上で客の足をまたいで膝で立ち、胸や下を触らせてくれます。このときに客の頭を抱えてくれて耳舐めをしてくれる場合もあります。
次に女の子が腰を落として客の脚の上に腰を下ろします。ちょうどあそこが客のももにふれる感じになります。この体勢で抱き合ってキスをしたりお話をしたりします。密着感があってとても感じのいい体勢です。
女の子は腰を少し引いているのであそこになにか入ってしまうようなことはまずないのですが、ちょっと見ると座位でしているようにも見えないことはないです。ある週刊誌で素股があったと書かれていましたが、これは間違いです。誤解されやすい体勢ということで禁止された時期もありましたが、ジャンジャンのサービスというと正面だっこがなつかしいという人もけっこういると思います。
後ろ手キス(?)
正面だっこと同様導入部にムードを高めるために使われる技です。ちゃんとした技の名前があるのかどうか知りません。女の子が正面を向いてキスしながら、自分の背中から手を回して後ろ手で客のものを刺激してくれます。なんで後ろ手でするのかわかりませんが印象深い技です。ほかのピンサロでもたまにやってくれる女の子がいます。
指入れ
ジャンジャンがハードサービスと言われた要因のひとつがこの指入れです。そういうお店は他にきいたことがないのですが、このお店はなんと女の子への指入れを推奨していました。店員さんがサービスをチェックしにくるときに指入れをしてないとするようによく薦められたものです。(生理中と故障中の女の子は別です。それ以外は全員下着をぬぎました)
指入れはゴムなどを使うこともなく生でします。そのために客が入店するときに入念に手を消毒し、爪が長い人は切らせていたのです。しかし女の子達にとって指入れは相当きついサービスだったと思います。酔っぱらって乱暴に触る客もいたと思いますし、それでなくても一日に何十人もの客の相手をするのですから下を痛めてしまったという女の子には何度も遭いました。本当にかわいそうでした。今でもそうですが、私は風俗店で女の子の下を触るときにはいつも触っていいかどうか、痛くないかどうか訊いてしまいます。
お口
Fで始まる外来語を言うのはなんとなく恥ずかしいのです。Sで始まる和語はもっと恥ずかしいです。
ピンサロなのでお口のサービスは当然ありました。生でした。みんな上手でした。テクニックはいろいろです。手を全然使わない女の子、獅子舞のように首を激しく振る女の子、舌をプロペラのように廻して先端を刺激してくる女の子、強めのコ、ふわふわで気持ちのいいコ・・本当にいろいろ楽しめました。竿の他に下の方や、もっとずっと下の方まで舐めてくれる女の子もいました。
最後は必ずお口で終わるのですけど、ジャンジャンの女の子の接客はとてもしっかりしていました(例外もありましたけど)。まず、女の子は客が最後の一滴を出しきるまで口を離しません。手で軽く絞るようにしてくれたり、かなり長めに待ってくれたりして完全に噴火が収まるまで手を抜かないのです。そして口を離した後も、まずおしぼりでていねいに客の手を拭いてくれて、顔を拭いてくれて、下を拭いてくれて、そして最後に後ろを向いて口に含んでいたものを吐き出すのです。この接客には感動してしまいます。店としてよほど女の子達の教育に力を入れていたのだと思います。なにしろ店の女の子たちのほとんどは地方から出てきて初めて風俗で接客を経験する子たちだったのですから・・・
相互観賞
ジャンジャンに初めていって驚くことで、店内がけっこう明るくて他の席でしていることが見えるということと、悩ましいあえぎ声があちこちから聞こえてくるということがありました。わたしはこの両方とも好きではありませんでしたが、店の重要なサービス方針として位置づけられていたようです。
ジャンジャンの店内の照明はピンサロらしくどぎついもので、赤い光にミラーボールというものでした。店全体が見渡せるというほどではありませんがかなり明るくて、目が慣れると仕切のない隣のシートで女の子がサービスしているところなどはよく見えました。席に案内されるときもソファーからはみ出している女の子達の足をまたいでいくような感じなのでのぞき趣味の人はたまらなかったと思います。相互観賞のカップル喫茶のような状況を店の特徴としてウリにしていたわけです。
そのようなことを楽しみにしてこのお店に行っていた人もいるとは思いますが、わたしは好きではありませんでした。なぜかというとまず他の人が見えるということは当然自分も他人に見られるわけです。見られて興奮する趣味はありませんし、地元なので知ってる人にみつかる可能性があり、もしそうなったらすごく恥ずかしいからです。店の中で知人に遭うこと自体はお互い様なので平気ですが行為を見られるのは別です。
また自分が好きで逢いに来ている女の子がほかのお客さんにサービスしているところや、見送りのために仲良く歩いているところが見えてしまうことがあるのもすごくいやでした。
※別項に書きますが、この相互観賞がジャンジャンの命取りになりました。
あえぎ声
女の子のあえぎ声もすごかったです。このサービスはシックスナインなどと同じで店の女の子の評価の対象になるので女の子達は一生懸命でした。口でサービスしながら器用に声を出す女の子とか、店中に響き渡るような大声を出す女の子とかいて店内はかなりにぎやかでした
しかし点数チェック方式の欠陥として、常に形式主義に陥りやすいという問題点があります。ジャンジャンの場合でもベテランの女の子でも「客を喜ばす」という目的と「点数を取って店側の自分の評価をあげる」という目的をはき違えている女の子がけっこういました。「生理だからシックスナインのまねだけしてください」と客に頼むような女の子はしらけますが、もういいよと言うのに「声を出さないとおこられちゃうの」と答えたり、突然スイッチが入ったようにわざとらしくあえぎ出す女の子や、チェックの店員さんが通るときだけ声が大きくなる女の子がときどきいていやでした。
回転ピンサロの場合、声が出るほど本気で感じてしまうことはまずないと思いますから、声は全部演技とわかっています。同じ演技なら表情とか見せる方を工夫してほしいです。声が漏れそうになるのをガマンしている感じとか、恥ずかしそうにしている感じを出してくれた方が私は燃えます。耳元でささやくようなのもいいですね。アフレコのピンク映画のようなわざとらしいあえぎ声ならない方がいいと思います。(少しphの主観が入りすぎたかもしれません、あえぎ声が好きな人もたくさんいたと思います。)
シックスナイン
もう一つのハードサービスがこれです。この言葉も言うのは恥ずかしいです。なんとシックスナイン推奨でした。店員が女の子のサービスをチェックする際に得点になるので女の子も積極的にサービスしてくるのです。キスと同じで知らない女の子のあそこをいきなり舐めるのはいやだという人も多いと思いますが、そういう人は断ることもできました。また、その体勢だけすれば得点にはなるので、客の方は舐めないで触るだけにするとか、店員さんがチェックするのを確認したらまいったをして(女の子の体をぽんぽんと軽くたたく)やめてもらうこともできました。
シックスナインは客が完全に仰向けに寝て女の子が上にまたがるのと、二人とも横向きになって相手のももを枕のようにしてするのとありますが、わたしは顔が見えない前者は好きではありませんでした。
お話
ジャンジャンのサービスはすごかったのですが、通っているとそれが当たり前になってきます。しかしいつでも新鮮に楽しめる究極のサービスがひとつありました。それは「お話」です。花びら回転のお店はひとりひとりの客につく時間が短いのであまり長くお話できません、そのため会話が苦手な女の子達にも勤めやすいといわれます。しかし実際にはお話はとても重要です。人気の出る女の子、なじみにしたいと思う女の子達はみんなお話が上手でした。一人当たりわずか十数分(指名の場合)という限られたサービス時間の中で、相手とどういうコミュニケーションを取るか、通常のサービスとどう両立させるか、そういうことをきちんと考えている女の子だけが指名をたくさん取れるようになるのです。お店は通常のサービスだけを重視しているようでしたが(お話ししてると注意されることがありました)実際にはサービスするふりをしながらでも楽しいお話しをきかせてくれるような女の子に人気があったりしました。(手抜きではありません。手抜きのつもりだとお話もつまらなくなります。)
花びら回転の店でお気に入りの女の子をつくってしまうと、お話しする時間が短いのがとてもつらいです。しかし客も限られた時間を有効に過ごそうと気合いを入れられますし、逆にお気に入り以外にもいろいろな女の子と逢ってお話しできる楽しみもあります。そしてなんといってもうれしいのは、相手の女の子が出勤さえしていれば、入店して待ってさえいれば必ず逢えるということです。ヘルスのように時間制で女の子を独占できないかわりに、予約にあぶれて逢えないということがないのです。