javax.activation
インタフェース DataContentHandler

public abstract interface DataContentHandler

DataContentHandler インタフェースは、 DataHandler による Transferable インタフェースの実装を 機能拡張するために使えるオブジェクトが実装します。 DataContentHandlers を通じて、 ストリームをオブジェクトに変換したり データをオブジェクトに書き込んだりするように フレームワークを拡張することができます (後述参照)。

一般にアプリケーションが DataContentHandler のメソッドを 直接呼ぶことはなく、DataHandler の同等のメソッドを呼ぶことになります。 DataHandler は、その時点の DataContentHandlerFactory の MIME タイプに 対応した適切な DataContentHandler を見つけようとし、 DataContentHandler のメソッドを呼び出します。

メソッドの概要

java.lang.Object	getContent(DataSource ds) データを最も望ましい形式で表すオブジェクトを返します。
java.lang.Object	getTransferData(java.awt.datatransfer.DataFlavor df, DataSource ds) 転送されるデータを表すオブジェクトを返します。
java.awt.datatransfer.DataFlavor[]	getTransferDataFlavors() データを提供できるフレーバを示す DataFlavor オブジェクトの配列を 返します。
void	writeTo(java.lang.Object obj, java.lang.String mimeType, java.io.OutputStream os) オブジェクトを指定した MIME タイプのバイとストリームに変換して 出力ストリームに書き込みます。

メソッドの詳細

getTransferDataFlavors

public java.awt.datatransfer.DataFlavor[] getTransferDataFlavors()

データを提供できるフレーバを示す DataFlavor オブジェクトの配列を 返します。この配列はデータ提供の優先度にしたがって (最も適したものから 最も適さないものへ) 並べられるべきです。

戻り値:

DataFlavor の配列。

getTransferData

public java.lang.Object getTransferData(java.awt.datatransfer.DataFlavor df,
                                        DataSource ds)
                                 throws java.awt.datatransfer.UnsupportedFlavorException,
                                        java.io.IOException

転送されるデータを表すオブジェクトを返します。 返されるオブジェクトのクラスはフレーバを表すクラスによって決められます。

パラメータ:

df - 要求されたタイプを表す DataFlavor。

ds - 変換されるデータを表す DataSource。

戻り値:

作成されたオブジェクト。

getContent

public java.lang.Object getContent(DataSource ds)
                            throws java.io.IOException

データを最も望ましい形式で表すオブジェクトを返します。 一般には getTransferDataFlavors メソッドが返す DataFlavor の 最初のものが表す形式になります。

writeTo

public void writeTo(java.lang.Object obj,
                    java.lang.String mimeType,
                    java.io.OutputStream os)
             throws java.io.IOException

オブジェクトを指定した MIME タイプのバイとストリームに変換して 出力ストリームに書き込みます。