ー統合魔術研究室内分室 魔剣呪文課ー
研究担当者 (客員研究官) ロードス帰りの付与魔術師 ライト・ディッセン
報告書 : 魔剣呪文とは統合魔術の一派から生まれた異端の系統の一つだ。
古代カストゥール王国の一握りの魔法剣士達が剣と魔法の力を合わせ
更なる力としようとしたのがこの呪文系統の始まりであると伝えられておる。
この系統は古代語魔法に分類されてはおるがソーサラーにはあつかえんから
注意するようにな。この呪文系統は古代カストゥール王国の魔法剣士の後継者達
つまり魔法剣士(ルーン・ナイト)の技能を持つ者のみが扱えると言う事だ。
ロードスではアラニアにこの呪文系統が生き残っておるから、この技能を得る事は
不可能ではないがアレクラストでは師を探すのに苦労する事だろう。
ま、わしみたいなロードス帰りの魔術師でも登場させるのが邪神(GM)の方々には
簡単な方法だろう。
ちなみに技能 魔法剣士(ルーンナイト)については戦闘研究室で研究されておる。
そちらの発表を参照されたい。
魔将ライム : はい、説明ご苦労さん。
ま、使いどころが難しい呪文が多いわね。アタシとしてはもっと派手な方が好みなんだけど・・・。
それなりに慣れた玄人向けね。
ブレードショットを連射するようじゃこの系統を使いこなしてるとは言いがたいから
どの呪文をどのタイミングで使えるのか、使うのか。
そこに注意すること。アタシにできるアドバイスはそんなとこね。
・・・って、こんな感じでイイ?ベルクさ・・・じゃなかった、ベルク?
魔剣呪文
レベル2
フォルス・スラッシュ
同名の呪文と同データ。YUYU様のホームページを参照のこと。
レベル3
インスタント・ソード
基本消費精神力=15 距離=術者 効果範囲=両手の中 持続時間=18ラウンド
効果=半透明の剣のイメージを作り出す。
剣はダガ―からグレートソードまで剣ならなんでも良い。データは普通の武器と同じ。
通常武器無効のモンスターに対しては打撃力は0として扱う。
何か物を持っているなどで、両手が開いていない場合はこの呪文は使用できない。
この呪文は使用するのに発動体を必要としない。
種別=遺失、武器強化、目標値、付与魔術系 拡大=時間、達成値 抵抗=ー
レベル4
ブレード・ミラー
基本消費精神力=20 距離=20メートル 効果範囲=術者の持つ広刃の剣一本 持続時間=1ラウンド
効果=広刃の剣の腹を魔力で鏡へと変え、そこに魔法や特殊能力により変身、透明化した者の真なる姿を映し出す。
ただし、映し出された映像は術者にしか見えない。
種別=遺失、探知、精神魔術系 拡大=時間、距離、達成値 抵抗=不可
レベル5
ブレード・ショット
基本消費精神力=25 距離=30メートル 効果範囲=個人 持続時間=一瞬
効果=振り下ろした剣から魔力の衝撃波を飛ばして打撃力20のダメージを与える。
ただし衝撃波の軌道は直線なので軌道上に誰かがいる場合は途中にいる者に命中する。
この呪文は古代語の詠唱を省略する事が出来るが、1ラウンドに二発以上撃つ事は出来ない。
種別=遺失、ダメージ(純エネルギー系)、創成魔術系 拡大=距離、達成値、ダメージ 抵抗=減少
レベル6
リフレクター・ブレード
基本消費精神力=30 距離=術者 効果範囲=呪文一つ(術者) 持続時間=集中、呪文一つを跳ね返すまで
効果=効果範囲が個人で術者に対して唱えられた呪文一つを唱えた者に跳ね返す。
一度跳ね返すと効果は消滅する。
この呪文の跳ね返し待ち待機中は精神集中として扱う。
よって術者は跳ね返せない呪文に対しても精神抵抗に+4の修正は得ることができる。
種別=遺失、集中、目標値、基本魔術系 拡大=達成値 抵抗=ー
ソード・リピーター
基本消費精神力=30 距離=接触
効果範囲=剣一つ 持続時間=18ラウンド
効果=目標の剣は空中に浮かび上がり、そのラウンド毎に、
自分の攻撃を行動順位0で同じ目標に対して忠実に繰り返します。
術者が通常攻撃以外の行動を取ったラウンドは剣は空中で待機します。
目標の剣による攻撃は通常の攻撃として扱います。
攻撃点は直前に術者が攻撃した時の結果そのまま
(ただし6ゾロの場合は普通に12の出目が出たものとする)で、
打撃力ロールも直前に術者が攻撃した時の打撃力ロールの出目と同じになります。
ただし、この時クリティカルは起こりません(6ゾロでも)。
追加ダメージは術者の魔力を適用します。
種別=遺失 拡大=時間 抵抗=なし
(ひじり様の製作呪文です。データを一部火鱗が変更しています)
レベル7
ブレード・ダンス
基本消費精神力=35 距離=10メートル 効果範囲=個人 持続時間=一瞬
効果=剣から刃の幻影をいくつも飛ばし打撃力30のダメージを与える。
この呪文のクリティカル値は9である。
種別=遺失、ダメージ(かまいたち系)、幻覚、幻覚魔術系 拡大=達成値、目標数、距離 抵抗=消滅
レベル8
ソード・テレポート
基本消費精神力=40 距離=1キロメートル 効果範囲=術者 持続時間=一瞬
効果=術者が良く知っている特定の剣のある場所に一瞬で移動する。
ただし、その剣は半径一キロメートル以内に存在しなければならない。
種別=遺失、拡大魔術系 拡大=− 抵抗=ー
ソード・バイブレーション
基本消費精神力=48 距離=術者 効果範囲=半径10メートル 持続時間=1ラウンド後終了時まで
効果=術者の剣に魔力を集め、効果範囲内の他の剣全てを共鳴させ、振動させる。
抵抗に失敗した者は剣を落としてしまい効果時間が終わるか、
抵抗に成功するまでその剣を拾う事が出来なくなる。
抵抗に成功した者も剣を使うロールに−1のペナルティを受ける。
強力な魔剣は振動しない事がある。
種別=遺失、目標値、付与魔術系 拡大=達成値、範囲、時間 抵抗=減少
ソード・アシミレーション
基本消費精神力=40 距離=術者
効果範囲=術者及び術者の持っている武器1つ 持続時間=18ラウンド
効果=術者の身体が、自分が使う剣と魔法的に“合体”します。
約3kgまでの衣服も一緒に消えますが、他の持ち物や装備は地面に落ちます。
合体後の剣はまるで透明人間に振るわれているかのように、空中で踊ります。
術者は、生命力以外の自身の能力値と技能を保っています。
合体後の剣は戦闘によってめまぐるしく移動するので攻撃することは困難です。
この剣に攻撃する時、攻撃力に−2の修正を受けます。
攻撃を受けたときの防御力は剣の材質や大きさによって違いますが、
武器によって5〜30の範囲になります。
ゲーム的には必要筋力の2倍とするのがいいでしょう。
生命力は一律で10になります。このとき、呪文使用時に術者の生命力が10に
満たない場合、その時の術者の生命力と等しくなります。
生命力が0になった場合、術者は生死判定を行うことすらできず死亡します。
合体時の剣は基本的に術者の敏捷度に等しい移動速度で飛行できますが
高度は2.5メートルが限界です。それ以上高くは飛べません。
合体している状態の剣に武器強化の魔法をかけることは不可能です。
また、合体中は身振り、言葉を必要とする行動は一切取れません。
この呪文は魔法の剣には効果を発揮しません。
種別=遺失、目標値、統合魔術系 拡大=持続時間、目標値 抵抗=なし
(鳴瀬様の製作呪文です。データを一部火鱗が変更しています)
レベル9
ブレード・シュート
基本消費精神力=45 距離=20メートル 効果範囲=直線(貫通) 持続時間=一瞬
効果=振り下ろした剣から光り輝く斬撃の衝撃波を放つ。打撃力40。範囲は直線で線上の者は全て効果を受ける。
種別=遺失、ダメージ(純エネルギー系)、創成魔術系 拡大=達成値、距離、ダメージ 抵抗=減少
ソード・バリア
基本消費精神力=45 距離=術者 効果範囲=術者 持続時間=次のラウンドの最後まで
効果=術者の持つ剣を核として魔力の結界を構成する。効果時間中は術者を目標に含む
攻撃及び呪文でこの呪文の達成値未満の攻撃点、達成値のもの全てを無効化する。
効果時間中に術者が何らかの理由で剣を手放した場合、ただちにこの呪文は効果を失う。
また、この呪文の効果時間中は術者は他の呪文を使用することは出来ない。
種別=遺失、目標値、基本魔術系 拡大=達成値、時間 抵抗=ー
レベル10
ブレード・ストーム
基本消費精神力=50 距離=30メートル 効果範囲=半径10メートル 持続時間=一瞬
効果=剣から光り輝く斬撃の幻影を飛ばし打撃力50のダメージ。この呪文のクリティカル値は9である。
種別=遺失、ダメージ(かまいたち系)、幻覚、幻覚魔術系 拡大=達成値、距離、範囲 抵抗=消滅
ファイナル・ソード
基本消費精神力=50 距離=接触 効果範囲=剣一本 持続時間=永続
効果=術者が指定する剣一本と呪いの契約を行う。その剣が折れるまで別の剣を使用することは出来ない。
この呪文をかけた剣は術者が使用する場合のみ攻撃力と追加ダメージに+1の修正を受ける。
この呪文の効果時間中に術者が他の剣を使用しようとした場合および、
術者以外がこの剣を使用しようとした場合、打撃力10追加ダメージ10の電撃ダメージを受ける。
このダメージには抵抗できない。このダメージは18ラウンドごと、もしくは新たに手にする度に与えられる。
術者が、この剣を手にしたまま死亡した場合、剣が術者を殺した者に復讐を行う。
種別=遺失、呪い、非解除、精神魔術系 拡大=達成値 抵抗=ー