011 80's HM/HR 1999.02.06

HM/HRはHeavy Metal & Hard Rockのこと。
毛嫌いする人いますよね。「うるさい」、「さわがしい」って。
実を言うとわたし自身、ギターを始めるまでそんな印象を持ってたんです。ちょうど、コントなどにでてくる“ヘビメタ少年”のイメージかな。
カラフルに染めた長髪をおっ立てて、寝不足のような不健康なメイクで、ブーツにアニマル柄のタイツ、鋲のついた黒い革ジャン...
まぁ、確かにいそうですけどね。

きっかけは、ギターを始めてバンドをやろう!ってことで、ケン太にIRON MAIDENのテープとバンドスコアを借りたことである。
ちなみに、ケン太とは、小中高と同じ学校で何回か同じクラスになったこともある友人。(感謝してるよ!)
で、聴いた曲というと、FLIGHT OF ICARUS、THE TROOPER、THE NUMBER OF THE BEAST、RUN TO THE HILLS、KILLERS、IDES OF MARCH、PROWLER...
感動の嵐が脳天直撃。(よすぎ)。←“かっこよすぎ”と読みます。
休みの日に今は無き貸しレコに足を運んだ。IRON MAIDENのレコードを手に取ったその瞬間、わたしは借りるのを躊躇った。
そのジャケットのおどろおどろしいデザインと“鋼鉄の処女”と書かれた帯...
腹を括って借りたのはよかったが、これを見た家族はぎょっとしたに違い無い。
我が家のレコードプレーヤーに初めてヘビーメタルのレコードが乗った記念すべき日だ。快挙である。
ちなみに家族も、わたしが持ってたヘビメタのイメージを抱いていたことでしょう。しかし、多感期にでギターに没頭している少年に感動の嵐を吹き荒らしたあのサウンドは、他の家族にとっては、やはり「うるさい」、「さわがしい」だけだったのかもしれない。

これが1986年のことであった。
年頃なので影響を受けたということだけでなく、ちょうどこの前後は、スーパーギターリストがウニョウニョでてきて、“名作”が乱発された時期に重なる。と思ってる。(やはり、強い影響を受けただけなのか?)

70年代や90年代で好きなバンドももちろんあるが、やはりわたしにとって80年代は黄金時代である。

DEFF LEPPARD、DIO、DOKKEN、Gary Moore、GUNS N' ROSES、IRON MAIDEN、MSG、NIGHT RANGER、OZZY OSBOURNE、RATT、TNT、VAN HALEN、Vinnie Moore、WHITESNAKE、Yngwie Malmsteen...どうでしょう?

今思うと、近所にCDのレンタルショップができて、CDラジカセを購入したことも大きな要因かも知れない。ちなみに、最初の頃は、CDだけでなく、Diskmanも一緒に借りてテープに落としていた。
当時は洋楽の新譜もすぐに店頭にならんでいたので、借りまくっていた。しかし、規制の影響で店が邦楽をメインに扱うようになってしまってからは、新譜は雑誌の絶賛してる記事を信用するか、知っているバンドのものに限られてきて、入ってくるソースが極端に減ってしまったのである。
CDを購入する時も、すでにテープで持ってるやつだったりすることが多く、今となっては聴くバンドが限られてきてしまった。

バンド活動もしていない今は、もう、新たにいいバンドを発掘することはないかもしれない。ちょっと残念。
それと、好きなバンドの新譜を買っても、あの頃のような衝撃とか感動とかを味わうということがなくなってしまったのも残念。
なんか、急に老け込んだみたい...


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