006 代議士 1998.08.02

先の参院選での自民党大敗の責任をとり辞任した橋本内閣の後を受け、新自民党総裁小渕恵三代議士が首相となった。

総裁選挙では、党内派閥の論理を全面に押し出し国民の絶望感に追い打ちをかけた。このような状態を危惧している自民党員は田中真紀子代議士以外にいるのだろうか?

あえて、代議士という肩書を使ったが、真に、国民の代わりに議論してくれている人間はどれほどのものでしょう。
マスコミなどでは、派閥政治を批判しているが、そもそも政党政治に問題はないのだろうか?
以前から疑問に思っているのだが、政党の存在意義とは何でしょう?
議論を始める前から、党内の統一見解の存在が前提で動いているようにしか見えない。徒党を組んでいるとしか思えない。

ある議論に関してのみ、同じ見解を持つ代議士が集まって意見を固める。そして、多数決。なんで、こんな簡単なことができないのだろうか。そもそも代議する意志がなければ仕方がないが。

選挙もとても楽になると思うのだが。
ポスターや宣伝カーはいらないから、立候補者名、経歴、実績、解決すべき問題とその解決方針を一覧にした紙を各戸にばらまけばよい。
有権者は自分の意見に近い人物に投票するだけでよい。
立候補者が、今何に問題意識を持ってるのかもはっきりする。
比例投票なんて、問題外。

素人は時として暴論を吐く。


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