008 感覚 1998.09.13

気持ち悪い。
別に、吐き気を催しているわけではない。
感覚的に気持ち悪いのである。

例えば、

● ーーーーーー>
横棒でなく長音記号を使っている矢線
● 1234321abccba
いわゆる全角と半角の混用
● ”引用符”
対になっていない引用符
● 「そのとうり。それは、内臓ハードディスクです。」
頻繁に目にする誤字
などなど。

気にしない人には、全く気にならない程度のことかもしれない。
悪く言えば鈍感だが、良く言えば、臨機応変で柔軟性がある。心が広いのである。
逆に、わたしのような者は、几帳面というか、神経質というか、融通がきかないというか...
ただ、気にしないで記述している人は、ただの鈍感なのかもしれない。

理想的には、書く時は几帳面に、そして読む時は臨機応変にということだろう。
几帳面で融通がきかないというのは、コンピュータの得意なところではあるが、WEBブラウザは、かなり柔軟性がある。ルールを逸脱しているHTMLファイルを何の問題もなく表示できることが結構あるのだ。
しかし、一番恐ろしいのは、鈍感な人である。
ルール違犯であることに全く気付かないのである。
わたしも、その中の一人かもしれないが。

誤りであると気付くまで、誤りに気付いていないということには気付かないから。


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