ぐはっ、ラルスからも「草津徒然草」の更新をせっつかれてしまった(苦笑)>芳名録参照。ちゅーわけで、なんとか1項目書き足しました。一応、我々の「日常」をお知らせするということで、ね。レッスンやコンサートといった「本題」については後日改めて記しますので、今日のところはこれでご勘弁を。(09/03)

最近各所で話題になっているし、芳名録にもお書き込みがあったけど、アスキーから「ウィーン・フィル 世界の名曲」なる"CDマガジン"が発売されるようで。10月20日創刊で、以後隔週金曜発売の全50冊(最終刊は2002年9月末!)。広告チラシには全50冊の主な収録曲が掲載されているけど、いやぁ、こりゃなかなか「壮観」っすね。なんでまたアスキーが?とも思うけど、よくぞ企画したもんだ、いやほんとに。残念ながら、私はこのシリーズの制作には関わっておりませんが(当たり前だ^^;)、一応、「こういうのを出しますので」というご連絡はいただきましたよ。ま、今や、日本国内で"ウィーン・フィル関連"の企画を実施するとなりゃ、このオレサマに挨拶せにゃならんのは「必須」であるからね、グワッハッハ!(おいおい、何様のつもりだよ、オマエは!>爆)。添付されているCD自体は、おそらく大半(すべて?)を持っているはずだから重複になっちゃうけど、冊子の方がね、どういう内容になるのか興味あるところなんで(「当団エピソード」なんてのが掲載されるとの情報も...)、一応買ってみるつもり。1冊1000円を2週間おきだから、まぁ、なんとかなるでしょ。(09/01)

残暑ざんしょ、などというおやじギャグをぶちカマしてみれば、少しは涼しい風(っていうか"寒い風"?)が吹くかと思えども、やっぱり「暑い!」今日この頃でありますが... って、なんか意味不明ね、この文章(笑)。でも、昨日は"北風"が吹いてましたな。それまでの風向きとは明らかに逆だった。なんで、南北の窓を開け放っておくと、涼しい風が吹き抜けて...。ま、一歩一歩「秋」は近づいて来ているということなのでしょう。にしたって暑いが(笑)
■ご報告が遅くなったのだけど、実は、DVDを再生できる環境を整えたのだ。と言っても、据置型のDVDプレーヤーを買ったのではなく(一応、当初計画通り今年の冬以降に購入予定ですので...)、CD-R/CD-RW/DVDコンパチドライブというのをパソコンに取り付けたんで、それで見ることができるようになったのだけどね。ま、あくまでも「パソコンで見る」わけだから、私にとっては「暫定措置」という位置付けではありますが。しかし、「パソコンで見る」からこその利点があることもわかった。画面のキャプチャ。これ、便利ですわ。何せ持っているソフトが「JOHANN STRAUSS GARA」(ART HAUS MUSIK)だけなんで(苦笑)、その画面を取り込んでみるしかないのだが、それでもこんな感じになる。これ、元画像を6割のサイズに縮小したものなんだけど、それにしたってきれいだよね。もっとも、こうして勝手に取り込んで勝手に公開していること自体が、法的に許されるのかってあたりの問題もあるので、「使い方」は考えないといけないところだけど...。
■ところで、この画像ではロナルドの左手親指に注目していただきたい。指かけリングを掴まないでまっすぐ伸ばしているでしょ?これ、彼らの「伝統的スタイル」ですので、ウィンナホルン愛好者の皆さんはよーく見ておくように(笑)。今の当団で他にこのスタイルを取っているのは、トムベック、ヤノシュツ父、ヘグナー、フラダーといったあたりかな。ラルスや御神体はやってないはず(もしかしたら御神体は時々やってるかもしれないけど)。これ、やってみると、余計な力が抜けて、音がヒットしやすくなったりアタックがしやすくなったりといった「効果」があるのですわ(もっと他にメリットはありましたっけ?>重鎮および盟友T氏^^;)。もっとも、この親指伸ばしは、「いつも」というわけではなく、場合によって使い分けをしてはいるようなので、その旨ご承知置きいただきたいのだけどね。というわけで「ウィンナホルン吹奏作法 〜左手親指編〜」(爆)でした。(09/04)

仕事で浜松へ。浜松駅の新幹線ホーム改札を入ったところにはヤマハの「展示ブース」があって(さすが"ご当地"^^;)、前に行った時には、確かサイレントブラスを宣伝するディスプレイが施されていたように記憶しているのだが、昨日は、数台のピアノに変っていた。なんでも、ヤマハはピアノ製作を始めて100周年なのだそうで、その「記念モデル」やらなんやらが数台(ちょうど調律中だったから、飾ってすぐだったのかも>調律師の女性、なかなかの"美人"だったなぁ...^^;)。で、同じ場所に置いてあった「ヤマハピアノ 100年の歩み」という小冊子をもらって帰ってきたのだが、この中にある「戦前・戦後のカタログに見るヤマハピアノ」というページがなかなかに興味深い。昭和初期のカタログの写真が載っているのだけど、そのキャッチコピー(?)は「世界的優秀國産品」。なんか、今となっては「日本語」として違和感を感じるものもあるが、当時の「心意気」は十分に伝わってくる。さらに、"有名人"の推薦文も載っていて、「世界的大洋琴家 レオ・シロタ氏曰く 『日本にも山葉ピアノのやうな良いピアノがありながら何故舶来ピアノ買わなくてはならぬのか』と」とある。レオ・シロタって誰やねん!?(笑)ってのは置いといて(「ロシア生まれの世界的ピアニスト」だそうですんで)、しかし、この推薦文、なかなか「良い」じゃないですか。「日本にも○○のような良い○○がありながら何故舶来○○を買わなくてはならぬのか」。○○の部分にいろんな「商品名」を当てはめてみれば、まさに、当時の日本経済が置かれた状況を見ることもできるというもので。(09/05)

さすがに上着を着ましたよ、昨日は、この私でも(笑)。なんか、急に涼しくなっちゃって、調子狂っちゃうよね。会社でも、体調を崩して休む人続出。かく言う私は、ノドがいがらっぽくなってちょっとヤバい雰囲気もあったんだけど、なんとか持ちこたえております。昨年は二度も大風邪をひいてしまった夏を、今年はなんとか乗り切ったから、このまま何事もなく冬まで行きたいところだけど...(で、冬に大風邪をひいたりしてね>なんにもならん^^;)
■明日の当欄はお休みします。今日の午後から1泊2日の福岡出張なんだけど、今回はパソコンを持参しないので。それにしても慌しい出張だなぁ。せっかく福岡まで行くんだから(実は、今晩は佐賀まで足を伸ばすのだけど)、もう少しゆっくりしてきたいというのがホンネ。前回行った際に、向こうの営業所員に連れてってもらった地鶏屋にまた行きたいんだけど、ムリっぽいなぁ。残念!(09/06)

只今朝の6時半。そう、昨夜は疲れて寝てしまったものだから、少し早起きして今頃書いていると、そういうわけで。なんか、最近このパターンが増えてますが...(トシだね、ほんと)。しかし、こうして書き始めてはみたものの、アタマがさっぱり回転しなくて、何もネタが出てこない(笑)。困ったもんだ。とりあえず、週末に草津徒然草の更新をするつもり、との予告だけはしてみますが...。(09/08)

昨日今日は、先週に引き続き何も予定が入っていない週末なので(ある意味"寂しい"が...^^;)、どこに出かけるわけでもなく、家でのんびりと過ごしている。だからこそ、こういう時にネタの更新をせっせと行うべきなのだろうが、如何せん、ウダウダ・ゴロゴロとするばかりで一向に捗らず。ま、お約束はお約束なんで、明日には徒然草の更新をしたいとは思っておりますが...。
■BSで深夜に放送された小澤&サイトウキネンのマーラー「復活」を見る。今年の正月に東京文化会館で行われた演奏会だが、まず、ホルンのトップにバボラクが座ってるのでびっくり(さらに、6番ホルンのどこかで見たことあるおじさんが守山先生だと気付いて二度びっくり!>爆)。コンバスのツェペリッツにクラのライスターという元ベルリンフィル組や、トランペットのモリソンとティンパニのファースら元・現ボストン響組などは毎度お馴染みの"外人部隊"だが、そこになんとバボラクまで加わるとは。いや、これには驚いた。しかし、さすがに当団メンバーの姿はないわけで... なんて思ってたら、あらヤダ、トロンボーンの4番に座ってるのはシュトレッカーじゃないの! なんとまぁ、ついに当団員まで加わっての「多国籍軍」と相成ったワケで>サイトウキネン。で、演奏なんだけど、うーむ、やっぱ私の口には合わなかったです。指揮者とオケの「一体感」は見事なもので、そういう意味では、このコンビ、益々「小澤&サイトウキネン」としての音楽の"純度"を高めているように思うのだけど、そうなればなるほど、その音楽は、私の口には合わなくなるというか...。なんかねぇ、ダメなんですよ、ああいう味付け。いや、特に弦楽器陣の、「挙動」(=振り付け^^;)を含めての「濃さ」はね、"日本のオケ離れ"したもので、無味乾燥なよりはずっといいと思うのだけど、肝心の「音楽」がね、私にはピンとこない。小澤が別のオケを振れば、彼の「解釈」は同じであっても、それはそれできっと違った味が楽しめると思うし、仮に、別の指揮者がサイトウキネンを振って今回と同じ「復活」をやれば、それもきっと面白いものになるだろうと思うのだけど、「小澤&サイトウキネン」だと、なんかダメなのね。指揮者とオケのベクトルは、案外違う方向を向いてる方がいいんじゃないか? そんなことを感じちゃう、このコンビの演奏なのでありました。
■当ページのデザイン(というか配色)をちょっとだけ変えました。何が変ったのか、ほとんど気付かないとは思うけど(^^; (09/10)

昨晩はBSでサイトウキネンを見て、それから当欄を更新したわけだけど、終ったのが3時半頃。ところが、その後ウダウダと過ごしていたら、結局5時過ぎまで起きてることになっちゃって、図らずも「日の出」を拝むことになってしまった。でもねぇ、美しかったですよ。空が段々と明るくなって行って、朝陽が昇るあたりが次第に赤く染まって行く。シーンとした空気の中に鳥の鳴き声だけが聞こえる。いやぁ、久々に「清々しい」気分を味わいました。ほんと、気持ち良かった。でもねぇ、ベランダで遠く東の空を見つめながら、同時に、「俺、何やってんだろ...」なんて思っちゃったりもして。これまた「図らずも」だったけど、己の越し方行く末を考えさせられてしまった時間でもありました。ま、いずれにしても「貴重な時間」ではあったということですが...。
■一応「草津徒然草」の更新をしましたんで、ひとつよろしく。なんか、無駄に長い気もするけど(苦笑)。(09/11)

別にお天気のせいだったわけでもないだろうが、昨日の夕方まで、どうにも気持ちが沈んで困っていた。何もやる気がしないし、物事を考える気も起きない...。ところが、夜に、横浜の某量販店で30分間の「講義」をしたら、なんか、スーッと体が楽になって、気持ちも上向きに変ったのだった。で、思った。「しゃべる」というのは大切な行為なのだな、と。思えば、土曜日の午後から昨日の午後まで、丸2日間、ほとんど人と口をきいてなかった。オマケに、図らずも(笑)「日の出」なんかを眺めちゃったもんだから、いろいろと「思い」を溜め込んじゃったのかもしれない。が、30分間大声でしゃべってみたら、その「溜め込み」を発散させることができたと...。なんか、実に単純な精神構造であることを自ら暴露しているような気もするけど、でもまぁ、やっぱり「しゃべる」ってことは、人間にとって、いや、少なくとも私にとっては、とても大切な行為なんだなということを自覚できたということで、ね。
■夜の仕事まで時間があったので、久々に、横浜ジョイナス内の新星堂DISK INNに立ち寄ってみた。そしたら、例の、怪しげ海賊(?)CD-Rが何枚か置いてあるじゃないの。まぁ、「合法」だからこそ置いているのだろうから、とやかく言うこともできないのだろうが、でも、あんまり感心はせんねぇ...。ま、それはさておき、この中に、ラインスドルフ&当団の'84年(?)のライブってのがあった。曲は「リンツ」とシューマン2番。なかなか渋い組み合わせだし、実際、これ、とてもいい演奏なのだが(私は、自分でエアチェックしたカセットテープを持っているので、念の為)、しかーし!せっかくこの演奏会をCD-R化するのであれば、この日演奏されたもう1曲を入れないことには意味ないのであるよ。その曲とは、シェーンベルクの室内交響曲第1番。これこそが「名演」だし、これこそが、音盤化しなくてはいけない曲目なのだから、ほんとに。貴重なライブ録音を「売り」にしているCD-R盤なんだろうから、「リンツ」を削ってでもシェーンベルクを入れてほしかった。それくらいしてくれないと、わざわざ手を出す気にはならんです、私の場合。(09/12)

黒のタンクトップにジーンズ、スニーカーという格好のその青年は、前面が鏡となっているカウンター席に腰掛けると、やおら足を組み、そして、目の前の鏡を見つめながら、ややロング・茶髪の髪を何度もかきあげた。そして、そのままの体勢でフライドポテトを口に放り込むと、以後、髪かきあげポテト放り込み、の繰り返し。しかも、ずーっと鏡(の中の自分)を見つめっぱなしで...。私は、心の中で彼に向かってつぶやいた。「キミって、ナルシストなんだね」(笑)。上野広小路のマクドナルドでのお話。
■ウィーン在住の友人LMS氏から、「今日、新車を買ったぞ!」というメールが。添付の画像ファイル(デジカメも買ったみたい^^;)を開けてみると、なんと、私のと同じ車が写っているではないか!しかも色まで一緒!(ただし、彼のはモデルチェンジ後の4ドアで、私のは前モデルの2ドア)。しかし、彼には昨年冬に買い替えたばかりの愛車BMW M5があるはず(これで、アウトバーンを時速270キロですっ飛ばす由...^^;)。一時は、マジにレーサーへの"転職"を考えたというほどのスピード狂が、バリバリの"スポーツカー"を捨てて、わざわざこんな"小型車"に替えるとは考えにくい。ってことは、この新車、カミさん用ってことだね、きっと。しかし、この写真の車がほんとに彼のだとして、一体、車体には何て書いてあるんだろ?(いくらなんでもハデだわな^^;)。 さっそく、その辺の"取材"を、昨日から聖地巡礼中の盟友T氏に依頼したので、もしかしたら近々に「真相」が判明するかも。(09/13)

えっ!? なんで?マジ?みたいなことってありますよね。いや、昨日の夕方、そんな局面に遭遇したもんだから...。でもほんと、マジかよ!?って感じで、ちょっと"喪失感"大きかったっす。詳細は敢えて語りませんが(失恋とかそういうんじゃないので、念の為^^;)。で、あんまりにも喪失感が大きかったので、2000円払って200gのステーキ食っちゃった>なんじゃそれ!?(爆)
■いよいよオリンピック。まぁ、メダルがどうとか、どの競技がどうだとかってことは、別に当欄で触れるまでもないのではありますが、とにかく、一つだけお願いしたいのは、「ヤワラちゃん」ってのだけは止めていただきたい、と(笑)。いや、だって、変でしょ?「ヤワラちゃん」。私、聞く度に恥ずかしいです、「ヤワラちゃん」。それに、大体において「ちゃん」付けするトシでもないだろうに、「ヤワラちゃん」(ナンシー関@消しゴム版画家が、「お年頃の彼女に失礼にあたるから」という理由で「ヤワラさん」と呼称していたのには笑ったが)。当人もさぞ迷惑してるんだろうなぁと思ってたら、これがあーた、結構気に入ってるらしいんだよね。"ヤワラちゃん問題"(笑)の根の深さは、その辺に原因があるのかも。しかし... (09/14)

読者でもある学生時代の友人から、「同感」というタイトルのメールが届く。ってことは、ヤツも「ヤワラちゃん」には違和感を覚えてるんだな、と思って読んでみたら、「小澤&サイトウキネン」の方だった(笑)。なーんだ...(なーんだ、って、おい...^^;)
■オリンピックのサッカー、いやぁ、まずは勝って良かった。いや、別に「ファン」というほどのものでもないし、飯尾さん@CLASSICAみたいに戦況を分析(?)したりすることもできないのだけど、なにせ、「世界と戦うための方策」をとっている種目には少しでも「上」に行ってほしいのよ。つい一昔前までは地区予選で敗退していたような日本のサッカーが、「ワールドカップに出る」ことを目標にプロ化して、代表チームの監督やコーチにも外国人を起用して(というよりも、日本人にこだわることをしないで、が正しいか)、着実に力を伸ばしている。こういう「動き」を見せている種目だからこそ、ぜひ、「成果」「結果」を出してほしいわけ。で、同時に、敢えて言ってしまえば、野球には「敗退」してもらいたい。「惨敗」を喫してもいい。とにかく、あっさりと負けてしまってほしい。なぜなら、「世界と戦うための方策」をとっていないから、ね。野球は、そりゃぁとても「世界的」な競技ではないだろうけど、でもさ、せっかくオリンピックの種目になってるんだから、"国を挙げて"チーム編成すべきでしょう。それを、あんな"片手間"な形で済ませちゃってさ...。だからこそ、敗退してほしい。そうすれば、野球界も「何かをしなければならない」ことに気付かされるはずだから(そう願いたい)。これであっさりメダルでも取ろうものなら(たぶん無理だと思うけど)、どこぞの球団のオーナーあたりが、「ほれ見ろ、大巨人(^^;の選手など出さなくたって勝てるじゃないか! 所詮オリンピックなぞそんなもんだわい」なんて言いそうだしね。
■近々に「重大発表」をさせていただく予定。今日明日と実家に帰省するので、帰ってきたら「発表」ということで(結婚→相手を両親に紹介するために帰省→その後「発表」、などというストーリーを勝手に連想したアナタ!大ハズレです!!>爆>っていうか「涙」?>っていうか、そんな連想したヒト、いない?^^;)。一部「関係者」には何のことだかわかってると思いますが、くれぐれも、芳名録なんかで"フライング"しないように!(笑) (09/15)

まずはじめにお詫びというか。先般の当欄で告知した「重大発表」(笑)。すみませんが、若干日延べします。でも、数日中にはお知らせするということで、ひとつよしなに...。
■金・土の1泊2日で実家@福島市へ帰省。土曜の昼、用事があったので久々に市中心部へ出かけたのだが、いやぁ、あまりの"寂れ具合"に愕然としましたな。ここ数年、仕事で各地へ出張するようになって、中には県庁所在地も多いけど(福島市は福島県の県庁所在地なのです...)、中心部があれほど寂しい街も珍しい。昔から"賑やか"とは言い難い街だったし、ご多分に漏れず、郊外型のショッピングセンターが沢山できて、そっちに買い物客が流れているという事情もあるようだけど、それにしたって寂しい。「故郷を捨てた」人間が言うのもおこがましいが、ありゃなんとかしないとマズいよなぁ...。
■で、福島と言えば、オリンピックのサッカー。って、脈絡ない?(^^;。いやいや、そんなことないんですよ。昨日のスロバキア戦を実況したNHKの山本浩アナウンサー。あの方がね、その昔(私が中学〜高校生の頃>そりゃ「昔」だ^^;)、NHKの福島放送局に配属されていたのでして(すごいこじつけ>笑)。今や「サッカー中継と言えば山本アナ」とでも言うべき方ですが、実は彼、トランペット吹きなのね。っていうか、少なくとも福島時代(おそらく"新人"として最初に配属されたか2番目の赴任地くらいだったはず)までは"現役"で吹いていた。当時、市民オーケストラに所属して、演奏会にも参加していたから間違いない。しかも楽器はロータリー!(^^;。あの頃、福島のオケでロータリートランペットを吹いてる人なんかいなかったから(多分)、すでに「そっちを向いていた」(^^;フォルカー少年としては、彼の楽器とその吹き姿を、羨望の眼差しで見つめたことは言うまでもなかったのでありました。懐かしいなぁ...。
■むむっ、教育テレビで再放送されたゲルギエフ&当団のザルツブルク音楽祭ライブ。なんか、「編集」されてたような...。だって、ラルスがミスっちゃった「カッチェイの宮殿と魔法の消滅」のところ(練習番号197から。「おーーさだはーる なーがしましげおーー♪」んとこ>爆)のソロ、「何事もなかった」もんね? いや、テレビのスピーカーで聴いてたんで、もしかしたらそんなに目立たなかっただけなのかもしれないけどさ。しかし、仮に編集されてたとしたら、「そんなんあり!?」って気もするなぁ。やっぱ、ライブはライブとして、ありのままを放送してほしい。"当事者"としては、「助かった」って感じかもしれないけど。(09/18)

只今聖地巡礼中の盟友T氏夫妻。17日はリンツへ遠征して、メータ&当団の「トゥランガリラ交響曲」を聴いてきた由。ウィーンフィルのメシアンというのは、まさに"異例中の異例"と言える選曲だが、しかしこれ、なかなかいい演奏だったみたい。T氏の感想は、「こんなに美しい良い曲だったのか?音が濁ってない」だそうだけど、実は、先月末に行われたザルツブルク音楽祭での公演を聴いた方からも同様の所感を頂戴していたので、"思わぬ好結果"を生んだことは間違いないようだ。しかし、ウィーンフィルが「トゥランガリラ交響曲」をやるなんて...。時代は変わったよねぇ、ほんと。
■そうそう、T氏に、先般LMS氏が送ってきた新車写真の件、確認してもらいました。車体に書いてある文字は一体何なのかという、あの件ね。で、その真相はというと、あの車、正確には新車ではなく中古車(っていうか、所謂「新古車」)なのだと。で、そのディーラーのロゴが書いてあったのだと(車体広告ってやつね)。よって、納車時にはロゴは消され、"ノーマル"な状態で乗ることになると...(実際、既に納車され乗っているらしいが)。なるほど、そういうことですか。いや、いくらなんでも、あれじゃぁ派手だと思ったんで、ちょっとホッとしましたわ(^^;
■「重大発表」、明日には行けるかな?(いつまで引っ張る気だよ、ったく...^^;) (09/19)

ありゃりゃ、朝になっちゃった... って意味、おわかりですね? そう、またしても「寝ちゃった」と(苦笑)。つーわけで、すべて先送り。いつになったら「発表」するんだよ!? というお叱りの声も聞こえますが、しばしお待ちを(でも、今晩も夜遅くまで仕事だから、このまま行くと週末かなぁ...)。(09/20)

運命の女神ってぇヒト(?)は、つくづく「気まぐれ」なんだねぇ。いや、サッカー@オリンピックの話。世の中何が起きるかわからん、ということを改めて実感させられましたな。ま、何はともあれ「先へ進めた」ことはメデタイと。
■むむっ!「重大発表」は週末になるかも... なんて言ってたんだけど、そうも行かなくなっちゃった。よって、暫定的ながらここで発表します。なんと、
私が執筆者および編者として参画した本が出版されたのです!!
立風書房から既に20冊ほどが出ている200CDシリーズ。その最新刊として、「ウィーン・フィルの響き」が出版されたのだが、この本の「編者」を、岩下眞好氏@慶応大学教授・音楽評論家と共に、私、このフォルカー@一介のサラリーマン(^^;が務めていると、そういうワケなのでありまして。ただ、編者と言っても、それほどたいした仕事をしたわけではないので、まぁ、この辺は多分に担当編集者Hさんの「粋な計らい」という面も強いのですがね。いずれにしても、当欄を不定期更新モードにしてまで臨んだ「仕事」の成果はこれであると、そのことをやっと皆さんにご報告することができて、まずは一安心。そして、感無量、なのでありました...。
■で、実は、この本の宣伝ページを作ろうとしていたわけ。それがちゃんとできたところで「発表」しようと思っていた。が、なんと、もう本が書店に並んでいるではないの!発売はもう少し先だと思ってたんで(9月末と聞かされていたから)、まだ大丈夫と踏んでたらこのザマ。というわけで、今日慌てて"暫定版"の宣伝ページをこしらえて、その上で発表させていただいたという次第。とは言え、この本については、まだまだいろいろ書きたいことがあります。でも、とりあえず、今日のところはこれくらいにして、宣伝ページの"清書"も含め、今後の課題とさせていただくと。何はともあれ、本屋さんで手に取ってみてください。で、面白そうだと思ったら買ってやって!(笑) (09/21)

週刊誌に「私の青春!吹奏楽部」という10枚組CD集の広告が出ていた。キャッチコピーが「日本中の吹奏楽経験者におくる」というもので、いや、なかなか気合いが入っとります>東芝EMI。で、この広告にホルンの写真が使われているんだけど、これがねぇ、なんともシブい。ヤマハの往年の銘器(?)YHR-662(だと思う)を、おそらく「吹奏楽部」の生徒が吹いている写真なんだろうけど(写っているのはロータリー付近のみ)、その楽器がね、ボロボロなの(^^;。ラッカーが"まだら"に剥がれて、ガサガサの表面になっちゃってる。そう、如何にも「学校の楽器」って感じ>"経験者"にはどんな姿か想像していただけると思うけど。これ、意図的に選んだんだろうか? 「すべての吹奏楽経験者」に訴えかけるとしたらこの写真しかない!なんて(笑)。だとしたら、うーん、やっぱ気合い入ってるわ(^^;
■昨日「発表」させていただいたの件。さっそくお買い求めくださった方もいらっしゃるようで、誠にありがたい限り。が、そこそこ大きい書店じゃないと置いてないし、そういう店でも、まだ店頭に並んでないところも多いみたいですな。一応、今流行りの(?)オンラインショッピングでも買えるみたいなんで、書店が遠いとか、取り寄せになっちゃうなんて場合は、利用してみるのもいいかもしれませぬ(結構積極的な営業活動^^;)。その場合は、BOL紀伊国屋書店といったあたりがオススメかと。え?なんでかって? だって、他所のオンライン書店で著者名検索すると、岩下さんの名前しか出てこないのに(「岩下眞好他編」なんて>俺は「他」かいっ!>笑)、この2店では、ちゃんと私の名前も出てくるんだもの(爆) (09/22)

やっぱ決める時に決めないと「結果」は出ませんなぁ>サッカー@オリンピック。残念。
■「音楽の友」10月号では「オーケストラの物語」という特集が組まれてて、当然(?)当団についても"20世紀の総括"が行われているのだけど(文は野村三郎氏)、中に使われている写真の数々がなかなかに興味深い。中でも1965年の集合写真。これ、ベームとの南米ツアー時にリオデジャネイロで撮影されたもので、これまでにもいろんな媒体で紹介されてきたから、別に目新しいものではないのだけど、でも、改めて眺めてみると、現役および最近まで現役だった人々の"若かりし姿"が写っているので面白い。最後列の真ん中でちょっと横向いてる若者。これ、我が御神体でしょうな(髭なし22歳!^^;)。'65年だと、まだ国立歌劇場オケ入団前だけど(翌'66年入団)、多分トラで参加したんだと思う。あと、御神体から向かって右に2人目の長身の若者。これはもう、ベルガー大魔人に間違いなし。で、その隣りで腕組みしてるのがベルガー兄(ホルスト)だ。2人とも若い!(^^;。前方向かって左手に目を転じれば、おっと、今や当団の「大御所」シュミードルの、初々しい姿(24歳!)があるではないか。そして、その後方にはニーダーマイヤー、さらにその後ろにはヒンク。ヒンクの右隣りはレーゼル@前団長だが、彼は当時から額の生え際が後退していたみたい(余計なお世話か?でも、この時まだ30歳なんだから...^^;)。といった感じで、他にもいろんな人のいろんな姿があるのだけど、まぁ、ここではこの辺までにするけども...。野村氏の総括文は、ちょっと古い世代からの視点かな、という感もあるけど、決して的外れではないと思うので、珍しい写真見ついでに、ご一読されることをお勧めいたします、はい。
■「ウィーン・フィルの響き」、読んでいただけましたかね?(連日でしつこいですけど^^;)。ただ、お読みいただいた方はお気づきのことと思いますが、私の文章、「 」がやたら多いですよね。いや、これ、当ページにおいてもそうだから、「いつも通り」と言えばそれまでなんだけど、でも、ああやって紙媒体で、かつ、他の方の文章と一緒に出てみると、ちょっと多過ぎてさすがに鬱陶しい。どうもすんません。反省してます。次回からは気をつけますので、ここはひとつご容赦いただきたく>「次回」って??(笑) (09/24)

女子マラソンの中継で、アナウンサーが「高橋選手の一人旅状態です!」と語る度に、"あの人"の顔が浮かんで仕方がなかった私でありました(笑)。え?意味不明? 当ページにおいて「一人旅」と言えば"彼"のことに決ってるワケですが、その真相を知りたい方は、古参読者に尋ねるか、当ページ内をくまなく探してみてください(^^;
■久しぶりにハンス・ピツカ@バイエルン州立歌劇場オケのホームページを覗いてみたら、こんなページができていた。以前からあったコンテンツを再構成したもののようだけど、当団ホルン会メンバーの"人物評"なども加わっていて、なかなか面白い。ラルスのとこなんか、思わず笑っちゃったもんね>"very, very powerful, sometimes rough"(^^;。もっとも、ラルスにしてみりゃぁ、アンタに言われたかない!ってとこだろうけど(笑)。しかし、私の英語読解力の問題ってこともあるのだろうけど、意味不明な"言い回し"も多くて、読むのに難儀しますなぁ。それとも、英語堪能な方にとっては、別段どうってことない文章なのかしら? なんか、いいトシして恥を晒すようなこと書いてる気もするけど...(苦笑) (09/25)

いかん、頭痛と悪寒がしてきた。風邪をひきそうな気配...。朝晩はかなり涼しくなってきてるんで、油断すると"本格化"させちゃうかも。ここはひとつ大事を取って早く寝ることにしましょう。来週早々にはアンサンブル"11"の演奏会もあることだし、ね>オマエの価値観はすべてそれかい!?(笑) (09/26)

世界規模で流通している日本製の楽器と言えば、ヤマハを筆頭(?)にしたピアノやら管楽器やらがまず思い浮かぶところだけど、ギターってぇのはどうなんでしょうな? いや、なんでそんなことを思ったのかというと、イェラン・セルシェルのビートルズアルバム"FROM YESTERDAY TO PENNY LANE"(DG:国内盤は来月発売の由)ってのを買って、そのブックレットを見ていたら、録音に使用した2台の楽器が、どちらも日本人の手による物らしいことがわかったのでね>"M.Sakurai,1982"および"Y.Hoshino,1987"とある(ちなみに、セルシェルの1枚目のビートルズアルバム['94年録音]も持ってるけど、こちらでの使用ギターは別の楽器だったみたい)。で、いろいろ検索してみた結果、M.Sakuraiってのは、どうやら櫻井正毅さんという製作家らしい、というところまでは調べがついたのだけど、Hoshinoさんの方は不明。っていうよりも、この櫻井さん(およびHoshinoさん)って方は"有名"なの? なんてこと聞いたら、ギターファンからは「キサマ何を言うっ!」って怒られちゃうのかもしれないけど、でも、ほんとわかんないもんねぇ。まぁ、ウィンナホルン製作工房アトリエ・ハーローの存在をギターファンが知ってるとも思えないから、その世界にはその世界のブランドがある、ってことになるんだろうけどさ。
■体調はやや持ち直し気味。でも、油断は禁物。しばらくは"早寝たっぷり睡眠"を励行いたしましょう。(09/27)

昨日書いたギターの件。さっそく芳名録に情報提供いただいたのだが(GOTさん、ありがとうございます)、M.Sakuraiはやはり櫻井正毅氏、そして、Y.Hoshinoは星野良充氏という方で、どちらも世界的に有名な製作者であるとのこと。なるほどねぇ、私が知らないだけで、やはり、その世界にはその世界のブランドがある、というか"有名人"がいらしゃる、ということのようですな。でも、そんな名工の作ったギターであっても、値段はそれほど高くはない、という話はなかなか興味深いね。まぁ、管楽器も似たようなもので、一線級のプロが使うような楽器でも、途方もない金額なんてことはまずないから(ただしフルート除く。シュルツ御大の使っている24金フルートは1本800万円だとか...ふぅ)、ごく一部のものを除いて、楽器はやはり「消耗品」という扱いなのだろう。もっとも、「銘器=高い」というイメージの強い弦楽器も、現代の製作者が作ったものなら、それほど高くはないのかもしれないね。実際どうなんでしょう?>弦の方。こうしてみると、自分の"所轄"以外の楽器の値段て、案外知らないもんだよねぇ。いや、いろいろ勉強になります、はい。(09/28)

祝!誕生日! え?オマエ、先月に、誕生日だ祝辞よこせ!(^^;って大騒ぎしたじゃないかって? ヘヘ、確かにそうでした。 いや、ですからね、私の誕生日ではなく、今日は、このホームページの誕生日であると、そういうワケでありまして。そうなんです、当「フォルカーの部屋」も今日で開設4周年。いやぁ、早いものです、ほんと。思えば、この4年間は、私とウィーンフィルの関わり方についても、大きく変貌を遂げた年月でありました。奇しくも4年前の今日、ホームページを開設したその日に、ラルス氏と大岡山の居酒屋で一杯やる機会があり、そこですっかり意気投合。今では"友人"としてお付き合いいただくに至り、先の巡礼の際には、空港まで迎えに来てくれるやら家に泊めてもらうやら。まさか、憧れのウィーンフィルメンバーの自宅に泊めてもらう"身分"(^^;になるなんて、そりゃあーた、考えてもみませんでしたよ、4年前には。あと、我が御神体との関わりも、この4年の間に深まりましたな。それまでは恐れ多くて近寄り難かった御神体に、思い切って「会見」を挑んだのも、やはり4年前。でも、いざお話ししてみたら、なんとまぁ、飄々としたいいオジサマで(笑)。会見を重ねる中で、我々(私と盟友T氏)が"ただのファン"ではないこともおわかりいただけたようで、昨秋の会見の際には、我々から申し出た「御神体ディスコグラフィ」の製作に御自らご協力いただけるというお約束までいただいて、いやぁ、これは感無量(もっとも、その「ディスコグラフィ」をいつになったら作れるのかって問題があるんだけどさ>笑)。4年前までは、あくまでも「外から眺める」だけの存在だった当団。が、この4年の間に、その懐に飛び込んで彼らを「体験」できるようになったわけで、これは実に大きかった。当団の楽しみ方が、随分と"レベルアップ"したもんねぇ、ほんと。それから、感無量と言えば、「ウィーン・フィルの響き」。これも忘れてならない。この本への関わりも、このホームページあってのことなのですよ。担当編集者の方がたまたま拙ページを見つけてくださって、最初は「ちょっとアイデアを貸してほしい」くらいの感じで始まり、それがちょっとずつ膨らんで行って、結局は「編者」ということになっちゃった。いくらウィーンフィルが好きだからといって、それが「本」という形に結びつくことは、普通、有り得ない。こうして、ホームページという形で"情報発信"(というか"心情吐露"? ^^;)してきたからこそ、ここに至って「本」という形に結実したわけで、いや、やはりこれは「感無量」です。というわけで、当「フォルカーの部屋」も今日から5年目に突入。相変わらず更新ペースは遅いですけど(「草津徒然草」をいい加減完結させてほしいよね、ほんと>苦笑)、今後とも何卒ご贔屓いただきたく、皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。(09/29)