女神転生
小説、アニメ、そして様々なプラットフォームのゲームにストーリー展開されている女神転生シリーズの第一作ゲームです。
ファミコン版。学生の頃はまりました。
ウィザードリィタイプの3Dロールプレーイングゲームですが、ものすごく難易度が高く、攻略本なしでクリアできる人は珍しいのではないかと思うほどです。ターンテーブルなどのワナが厳しく、マッピングも容易にはできません。でも面白かったのです。夢中になってやりました。男女一組の主人公(魔法の使える少女と、コンピュータで魔物を呼び出せる少年)が魔物を連れてダンジョンを攻略し、イザナミ・イザナギの二柱の神を解放しに行くというストーリーだったと思いますが、魔物を合体させて新しい魔物を作り出し、レベルアップさせるというアイデアが当時は斬新でした。月齢によって攻撃力や魔物の性質が変わるのもよかったですね。そしてダンジョンや魔物のデザインも好きでした。最初の方で仲間になるヨモツシコメとか、とても個性的で良かったです。その後のシリーズでは絵柄が変わってしまって残念に思っています。
ATLAS
パソコンゲームです、大航海時代のシミュレーションで、アートディンクの最高傑作だと思います。一時期熱中しました。
主人公は国王の援助を受けて艦隊を結成し、提督を任命して探検隊を派遣します。探検隊は未知の海を航海し、予定の期日になると帰還して探検の報告を行います。探検で発見されたもの(町と特産物、宝物)が日記と地図で報告されるのですが、成果は提督の能力に左右され、出来の悪い提督を派遣するとなにも発見できないこともあります。探検が成功すると提督の能力が上がり、次の探検が成功しやすくなります。探検で発見した町に交易所を設置して貿易をするとお金が手に入ります。このお金で新たな艦隊を結成したり、良い船を購入したりしてさらに探検をすすめます。船の航続距離には限りがあるので、新しい町は新しい探検の拠点にもなります。交易が盛んになると人口が増えて町のレベルが上がり、その町でできることが増えます。疫病が発生して人工が減ることもあります。
提督を成長させたり町を大きくするという育てゲーの一面と、世界を探検するという夢とロマンの面が渾然一体となってとてもハマルゲームに仕上がっています。ゲームにはいくつかの山があり、単調さを防ぐ刺激になっています。まず、毎年国王の査定があり、実績を上げていないと(儲かっていないと)その後の援助がうち切られてしまいます。また年が変わると年寄りの提督が寿命で死んでしまうことがあります。初期から配置されているもっとも優秀な提督は、ゲーム中盤で死んでしまいます。(アントニオ・ゴメスちゃん・・・でも死なせない裏技があるの・・・)次に、ゲーム中に見つかる宝物のなかで、特別なものをすべて集めて謎を解くと、ある貴重な宝物を見つけることができます。これを見つけるのは本当に大変で、ものすごく感動します。でも一番感動的なのは、世界が丸いことを証明することでしょう。そしてすべての海を探検し尽くして世界地図を完成すること・・・クリアにとても時間がかかりますが、本当に面白いゲームです。
このゲームのデザインはとてもセンスがいいです。羊皮紙に書かれたような、セピア調の色彩で彩られた地図とアイコンは大航海時代をモチーフにしたゲームにふさわしく、とても雰囲気の良いものになっています。
アートディンクのゲームは、「A列車で行こうV」、「TOKIO」、「アトラスU」などをやりましたがどれも出来が良かったです。大航海時代をモチーフにしたゲームは他に光栄のシリーズものも何作かやりましたが、これも面白かったです。(パイレーツはやってません)(99.
7.27)
戸川 純 〜 樹液すする、わたしは虫の女
戸川純、ヤプーズ、戸川純ユニット、ハルメンズ・・・寝ても覚めても聴いてた時期があります。完全にはまってしまって、戸川純常習者と呼ばれそうでした。彼女が自殺未遂をしたころから少しずつ覚めていき、そのうちに社会復帰しました。今でも好きで時々聴いてます。
ヤプーズというバンド名は沼正三の「家畜人ヤプー」に由来すると思われます。日本人はタイムマシンで未来から送り込まれてきた家畜人の子孫であるという設定の幻想小説です(おもしろいです。これもおすすめ)。ヤプーという単語は単複同形のはずなので、ヤプーズにはならないはずですが、そんなことはどうでもいいですね。
アルバム「玉姫様」
・「蛹化の女」・・・月光の下で女がひとり、虫に、そして植物に変態していくという幻想的な曲です。虫は無視に通じるのだと思います。
・「玉姫様」・・・ひと月に一度の玉姫様の狂乱を描きます。すごいです、女性の生理を歌った歌なんて他に聴いたことあります?
・「諦念プシカンガ」・・・こわくて聞けません、自分はただのひとかたまりのお肉なのと歌っています。ビデオ版では巫女の格好です。マンガ「寄生獣」で主人公のガールフレンドも同じようなことを言っていました。
・「昆虫軍」・・・ミクロイドSというマンガを思い出します。ハルメンズ版も良いです。
・他にも「踊れない」、「隣の印度人」、「森の人々」など好きな曲がたくさんあります。
アルバム「好き好き大好き」
・「好き好き大好き」・・・殴るようにキスして!あばらが折れるほど抱きしめて!愛してるって言わないと殺すよなんて歌っています。まさに怒濤の恋愛です。
・「ヘリクツBOY」、「図形の恋」、「遅咲きガール」、「恋のコリーダ」・・・このアルバムは暗くて明るいような変な曲が多いです。どれもものすごく好きなんですけど。
アルバム「ヤプーズ計画」
・それはエロ・グロ・イノセンス・・・と銘打たれたこのアルバム、初めて買ったときには、イケナイモノを所持しているような気持ちになりました。SFチックでSMチック、そしてエロチックな10曲です。
・バーバラ・セクサロイド・・・アレのためだけに造られたというレプリカントが夜の街を疾走します。
・ラブ・クローン・・・自分のクローンと愛し合うというすんごい曲
・ロリータ108号・・・愛し合うと爆発する女の子アンドロイド
・コレクター・・・彼をさらってきて地下室で飼う女の人の話
・なんか書いててげんなりしてきました、どれもすごい曲なんですが言葉ではうまく表せません。もっととんでもない曲も入っていますが普通ぽいのもあります。「宇宙士官候補生」、「キスを」・・・いいなぁ。
もうあんまり売ってないと思いますけど、けっこうアルバムやビデオが出てました。「昭和享年」や「ダイヤルyを廻せ」なんてのもいいです。一度だけコンサートに行きました。
(99. 7. 6)
銀河英雄伝説
ガンダムは、あるていど物事を考えられるようになってから初めてはまったアニメですが、銀英伝は今のところ最後にはまったアニメです。原作は田中芳樹で、小説の方もすばらしく面白いのですが、アニメは原作の世界観を忠実に再現したうえでさらに華麗な演出を加えています。
500年の独裁政治の結果一部の特権階級が民衆を虐ている銀河帝国で、下級貴族の身から帝国軍元帥まで実力でのしあがり、最後には新帝国を築くに至るラインハルト・フォン・ローエングラムと、歴史学を志して金のかからない士官学校に入ったのに、いくつかの重要な局面で戦術家としての特異な才能を発揮して同盟軍の窮地を救ったために30代で同盟軍元帥まで昇進したヤン・ウェンリーの戦いを軸にストーリーは進行しますが、歴史観を具現するたくさんのサイドストーリーと、三国志のような多彩な人物像に彩られて、とても厚みのある物語に仕上がっています。まさに伝説と呼ぶにふさわしい作品です。(初めはくさいタイトルだと思ったものですが・・・)
一番好きなキャラは、オスカー・フォン・ロイエンタールです。下級貴族から身を起こし、ラインハルトに認められて帝国軍の双璧と呼ばれる地位まで昇りながら、野望を押さえきれずに反旗をひるがえし、最後には親友の指揮する討伐軍によって滅ぼされてしまいます。その乗艦の名は「トリスタン」で、これは英雄でありながら主君の妻と心を通じて主君を裏切ってしまう中世の伝説の騎士の名前ですから、登場したときから悲劇を予感させますね。超女たらしで腕っ節も強く、地位も金もあるという現実にいたらものすごくいやなやつなんですが、かっこいいので好きです。
ロイエンタールのトリスタンのように、下敷きになっている物語を探すのはこの手の作品を見るときの楽しみなんですが、主人公2人のモデルは誰なんでしょうか?巧妙な作者がただ一人のモデルをもとにキャラを作っているとは思えませんが、ヤンのモデルの一人は、司馬遼太郎の描くところの村田蔵六(花神)のような気がします。蘭方医学を志しながら、兵法書の翻訳ができたために認められて、幕府・長州藩・新政府で活躍し、最後にはあっけなく暗殺されてしまうところまでそっくりですね。ラインハルトのほうはよくわかりません。誰かな・・・
銀河英雄伝説はシュミレーションゲームとしてもリリースされています。3作目と4作目はやりましたが、なかなかよくできていました。最新作はウインドウズ版なのででひプレイしたいのですが、やる暇がないので購入していません。信長の野望シリーズのように、あとからパワーアップキットが出るというせこいパターンがおおいので、そのうちに考えたいと思います。小説の方は本編10冊と外伝4冊が出ていますが、もっと出ないかなと期待しています。(マンガもでていますね)(98.
7.19)
ガンダム
レコード屋で見たプレイステーションのゲームのデモがあまりに懐かしかったので書きます。学生の頃、初代ガンダムのブームでした。再放送を見て、従来の「ロボットもの」とは一線を画した世界観と人物描写に感動を覚えました。今見るとやはり「くさいセリフ」が多いですが、いくつかの続編を見てもやはり初代がいちばん出来がいいと思います。
一番好きなキャラは、カイ・シデンです。この名前は紫電改のアナグラムですね。とびっきりひねくれた冷めた性格の若者が、戦いに巻き込まれていつしか成長していくのですが、芯にある反抗心というか独立心のようなものは決して失わないようにみえるのがいいです。続編では、レジスタンスの協力者として登場しますが、かなりかっこよくなっています。ガンダムの中で一番好きなエピソードは、彼とミハルという女の子(死んでしまいます)の悲恋を描いた物語です。
ガンダムのゲームはパソコン用・コンシューマ用に数多くリリースされていますが、プレイした中で一番面白いと思ったのは、ファミコンのディスクシステム用(古いですね)のガチャポン戦士・SDガンダムです。陣取り型の戦略シミュレーションゲームですが、戦闘部分はアクションゲームになっています。このシリーズは、以後スーパーファミコン用などでよりリアルなグラフィックを用いたものに発展していきますが、アクション戦闘での地形効果がなくなり、障害物を利用して弱いユニットで強いユニットを倒すようなことができなくなったのが不満です。(98.
7.19)
井上陽水
陽水を初めて聴いたのは中学生の時でした。この曲もリアルタイムではないのですが、「氷の世界」のなかの「窓の外ではリンゴ売り、声をからしてリンゴ売り、きっと誰かがふざけて、リンゴ売りのまねをしているだけなんだろ」という一節に衝撃を受けました。ひねくれてますよね。物事を真っ直ぐ見ずにちょっとひねって考える。これでまた大人になりました。
初期の曲では他に「断絶」「感謝知らずの女」「傘がない」「東へ西へ」「闇夜の国から」「夢の中へ」が好きです。
比較的古い曲では、「青空、ひとりきり」「ジェニー My love」「なぜか上海」「愛されてばかりいると」「リバーサイドホテル」などが好きです。一番好きなアルバムは「あやしい夜をまって」で、このなかの曲は全部好きです。「My House」「ジェラシー」「天使 in マガジン」「Yellow Night」など。(97.11.
8)
吉田琢郎
最近、よくテレビに出ていますね。また浜田省吾が「イメージの唄」をカバーしています。
実はこの曲の出だしの一節「これこそはと信じれるものが、この世にあるだろうか? 信じるものがあったとしても、信じないそぶり」というのが、初めて聴いた当時いたいけな中学生だったわたしに大きな影響を与えました。サザンの桑田の曲に「吉田琢郎の唄」というのがあって、「おまえの書いた詩は、俺を悪くさせた」といっていますが、まさにそれですね。
アルバムは一枚も持っていないのですが、LPからカセットテープに録音したベスト版をテープが延びるほど聴きました。「祭りの後」「置き去りにした悲しみは」「たどり着いたらいつも雨降り」「春だったね」・・・どの曲もリアルタイムでは聴いていないのですが、心に残っています。あと「落陽」はカラオケの定番にしています。(漢字間違ってるかもしれません。今手元にないので)(97.11.
8)
Diablo
少し前まではまってました。インターネット対応のRPGです。Wizardryのように、アイテムを集めるのが楽しいです。また、プレイヤー一人一人がネットに接続している実際の人間なので、チャットの様にリアルタイムにコミニュケーションしながら、ゲームを楽しめる・・はずでした。実はPK(プレイヤーキラー)というのがいて、ゲーム上でほかのプレイヤーを殺して遊ぶんです。鍛えたプレイヤーをいきなり殺されてしまって以来、一人で遊んでました。でも一人じゃ先(難易度の高いモード)へ進めないんですね。今ではHP作成の方が楽しくなって、ぜんぜんやっていません。(97.10.27)