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Greece

9/14 8:00
起床。

早速荷造り。うっ、ふくらはぎが痛い。あれだけ歩いたもんね。でも、膝は全然平気だ。良かった。


ハニアの港
ハニアの港
8:55
チェックアウト。9,000x2=18,000ドラクマ。

ホテルで荷物を預かってもらって少し街を散策。ハニアの街は夜しか歩いていたなかったので、昼間は初めてだ。港のほうへ歩く。なんかとても良い雰囲気だ。なぜだろう?天気が良くて清々しい。でもそれだけじゃない。そうか。この街はとても静かなんだ。バスターミナルから港側へは道も狭く、ほとんど車が入って来れない。少し大きめの通りも、関係車両以外は進入禁止になっているようにもみえる。アテネの喧騒の後だけに、一層静けさが心地よい。

「ハニアの港」
夜は賑やかなハニアの港も、朝は静けさに包まれている。水面が高く、海と街が一体になったような感じがする。


9:40
ホテルで荷物をピックアップ。バスターミナルへ向かう。


9:45
バスターミナルでイラクリオン行きのチケットを買う。2,900ドラクマ。


9:55
バスに乗り込む。なかなか良いバスだ。


9:58
出発。あれ?ちょっと早い。ことはないのか・・・。バスの時計がちょっと遅れているようだ。10:00の定刻どおりの出発だ。


10:55
レシムノン着。


11:00
レシムノン発。ずっと寝てる・・・。


12:15
イラクリオン着。


12:20
着いたバスステーションとは道路の反対側にもう1つのバスステーションがあり、そこに手荷物預かり所がある。オープンは6:30-19:30。荷物1つにつき300ドラクマ。そこでリュックを預ける。


イラクリオン
12:55
街中のトラベルエージェンシーで、サントリー島行きのフェリーのチケットを買う。18:00出発で、3,700ドラクマ。日程の都合もあるから、サントリーニ島は飛ばしてミコノス島へ行こうかとも思っていたが、ミコノス島へ行くフェリーはないようなので仕方ない。

しばらくイラクリオンの街中を散策。

「イラクリオン」
イラクリオンの街中。バイクや車が多く、なんとなく埃っぽい印象を受ける。ちょっと歩いただけなので、街全体がそうなのかは分からないが、ハニアの静けさとは対照的。でも、裏通りには楽しげな土産物屋や商店の並ぶところもあった。


時計・・・
14:15
ちょっと時間を持て余し気味。こんなときは友達にハガキを書こう。考古学博物館近くの広場に腰を下ろしてハガキを書く。スイスを旅行したときに知り合った自然の好きなSさんにはサマリア渓谷の自慢をと。続いてKさんにはとっても気に入ったハニアの港の風景をおさめたハガキに同じくサマリア自慢を載せて。

あっ、時計のベルトが完全に切れた・・・。

「時計・・・」
旅行から帰ってから自宅で撮影した時計。無残にもベルトはぼろぼろに。


15:55
突然の雨。ものすごいどしゃぶり。ハガキ書きを中断して広場の傍のタベルナへ。あれ?タベルナの話したっけ?タベルナとはギリシャ語でレストランのことね。「レストランでタベルナとはこれいかに?」という話しは聞いたことがないので、やっぱりギリシャ語ってあまりメジャーではないのね。

タベルナへ入ってしまったことだし、多少お腹も空いていたので、軽く食事をする。スパゲッティとコーラで1,900ドラクマ。食後にハガキの続きを書く。雨もやんだ。


16:30
また、雨が降ってきた。まいったな。どうやってフェリーまで行こう?


17:00
雨は弱くなってきたものの、依然降り続いている。フェリーの出発時間は18:00。フェリー乗り場の正確な位置もわかっていない以上、そろそろ港に向かわなければならない。港は歩くと意外と広い。船を捜して移動していれば、あっという間に時間が過ぎていく可能性もある。仕方なくチェックを済ませて店を出る。


17:05
あっ、なんと、晴れてきた。日頃の行いの良さか?ポストがあれば、と探す間もなく、店のすぐ近くでポストを発見。やっぱり日頃の行いの良さか?ハガキを投函。


17:15
バスステーションで荷物を引き取る。港へ向かう。しまった・・・。急がば回れと思ってバスステーションの左側から回りこんで港へ向かったが、やっぱり右側からまっすぐ向かえたようだ。ちょっと慎重になりすぎた。遠い・・・。


17:28
乗船。この船はサントリーニのあと、パロス島経由でピレウスまで行く。間違えずに降りないとアテネまで帰ってしまうことになる。サントリーニまでの所用時間を聞く。約4時間とのこと。着くのは22時頃だ。

この船にはちゃんとデッキクラス(エコノミークラス?)用の部屋がある。部屋の中には背もたれの大きなシートが並んでいる。シートに座ったままでも眠れそうだし、3席4席と横につながっているので、空いていれば横になることも可能だ。船自体はクレタに来たときのものより古そうだが、こちらの方がはるかに寝やすそうだ。デッキクラスは使う船によって当たり外れがあるなぁ。でも、シートを取っ払って、日本の船のように本当に雑魚寝部屋にしてくれたほうがあり難いけど。

しばらくデッキで涼む。


18:15
出航。

水平線だぁ。視界の限りの水平線。昼間だったらエーゲ海ブルーも楽しめたんだろうなぁ。


19:30
冷えてきたので船の中に入る。


21:50
デッキへ出てみる。右前方に街の灯りが見える。もう少しだ。それにしてもこの船のトイレは最悪。クラスごとに分かれていて、エコノミー用は、何の手入れもしていないって感じ。


22:20
「もうすぐサントリーニ」のアナウンス。


22:30
到着。サントリーニのアティニオス港は街から少し離れたところにある。「こんな時間に着いて大丈夫かな?」と多少不安だったが、トラベルエージェンシーの人が山のようにいる。みんなホテルの写真を持って声をかけてくる。フィラの言葉と7,000ドラクマの値段にひかれて、あっさりと決めてしまう。ちなみにフィラとは街の名前。サントリーニ島にはいくつかの街があるが、フィラはその中心的な街。夕日で有名なイアとどちらに泊まるか少し迷っていたが、サントリーニに着くまでにフィラに泊まることに決めていた。

港にはトラベルエージェンシーの建物がが並んでいる。私を捕まえたトラベルエージェンシーの建物へ行きで、前払いで料金を払って出発を待つ。2泊なので料金は7,000x2=14,000ドラクマ。部屋の写真はきれいだけど、もう少しいろいろと見てまわれば良かったかなぁ?予算的にはもっと高くても良かったし。でも、ホテルまで送ってくれるみたいだから楽で良いな。まあ、どこのホテルにしてもそうなんだろうけど。じゃなかったら、ここから街まで行きようがない。

結構待たされる。どうやら、もう1組み捕まえてきたようなのだが、そのおばさん2人組みの宿がなかなか決まらない。何やってるんだか・・・。


23:00
ようやく出発。トラベルエージェンシーもこれで店じまい。電気を消して戸締りをする。他のトラベルエージェンシーも全て電気が消えている。あれだけいた人間は誰もいない。一番最後じゃん・・・。


ホテルANTONIA
ホテルANTONIA
23:15
ホテル着。ホテルANTONIA。送ってくれた人がホテルの主人だった。ホテルは24時間出入り自由だが、常時人がいるわけではなさそう。朝の8:00から奥さんがフロントにいるとのこと。朝食にパンとコーヒーくらいを食べることができるらしい。

部屋は3号室。中は決して豪華ではないが、すごくきれいな印象を受ける。エアコンはないが、この時期なら夜になるともう外は肌寒いくらいだ。今も長袖で暑くない。部屋に冷蔵庫はないが、廊下にある冷蔵庫を自由に利用して良いとのこと。とにかく部屋が明るくて壁がきれいなのが良い。外壁もきれいに塗られていて、フロントもきれいに改装されていた。

ドアに張られている料金表によると、この時期の正規レートは12,500ドラクマになっている。それに比べるとずいぶん安い。1人で利用してるからかな?朝食の値段が書いてないけど、パンとコーヒーの値段は部屋代に含まれてるのかな?それとも別料金かな?まあ、どうせ食べないからどっちでも良いんだけど。

「ホテルANTONIA」
部屋の中は決して豪華ではないが、綺麗なのがとても気に入った。外壁もきれいに塗らている。白と青のマッチングがとてもサントリーニらしい。ロケーションの良さも特筆もの。下の写真はホテル到着翌日に撮影したもの。着いたときは真っ暗だったからね。


23:20
街の散策へ出る。ホテルからフィラの中心テアトコポウロウ広場まで歩いて2〜3分。適当に決めたというのに、なんて良いロケーションなんだ。

まずはトラベルエージェンシーで船便のチェックだ。ミコノス島行きは木曜日になるから・・・、9:00の高速船と、13:00のフェリーと、16:30のフェリー。選択肢はこの3つくらいか。やっぱり、16:30のフェリーかな?じゃないとサントリーニで2日の時間がとれないもんね。でも、そうなるとミコノス着も夜かぁ。うーん、難しいなぁ。

テアトコポウロウ広場でインターネットカフェを発見。もう遅いから閉まっちゃうかなぁ?とりあえずトライ。
「What time do you close?」
「Now...in 5minutes」
「Thank you」
残念。そう思って、テアトコポウロウ広場を後にして、さらに街を散策。するともう1軒のインターネットカフェを発見。やっぱり観光客の多い街だからかなぁ?こちらはまだまだやってそうだ。


24:13
メールを書き始める。


25:00
メール書き終了。このインターネットカフェは30分単位で課金の模様。1時間で1,800ドラクマ。しかし、このカフェ、この時間でも閉まる気配がない。夏の観光シーズンのサントリーニは不夜城になるとのことだけど、まさにそんな感じだ。


25:10
ホテル着。そういえば、チェックしてなかったけど、ちゃんとお湯は出るのかな?出ない・・・出ない・・・粘ってたら・・・出た。ほっ。良かった。


26:00
就寝。


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