[ギリシャ] [旅行記] [HOME] |
9:15 起床。 ホテルを出る。海沿いの道を港方向に向かって歩く。昨夜フェリーの着いた辺りまでは徒歩12〜3分といったところか。しかし、ミコノスタウンは、ちょうど湾の反対側。歩いてさらに5分ほどかかる。 港沿いのトラベルエージェンシーでピレウス行きのフェリーを物色。14:30、15:00、20:30発は、2時間55分でピレウスに着く。9:30発というのもある。これは高速船かな? 「ミコノス島」 フェリー乗り場の方からみたミコノス島。街は湾の反対側だ。ミコノス島のシンボルの風車も見える。 「風車」 ミコノス島のシンボル的存在。記念撮影をする人があとを絶たない。 「ミコノスタウン」 石畳の街並みがとっても可愛い。しかし油断は禁物。ミコノスタウンは石畳の細い道が迷路のように入り組んでいる。油断しているとあっという間に迷ってしまう。いや、油断してなくても、地図を持っていても、迷ってしまう。といっても、小さな街なので適当に歩いていれば外へ出られる。この際、思いっきり油断してのんびりと散策しよう。 10:50 港でデロス島行きのチケットを買う。1,900ドラクマ。チケット売り場で地図をくれる。でも、頂戴といわないとくれない。見えるところに置いてあるわけではないので、普通はそんなものがあることにも気がつかない。僕はたまたま前の人が貰っているのを見て、しっかりと貰う。地図を持って船の方に歩いていくと、何人もの人に「その地図どこでもらったの?」と聞かれる。教えてあげると皆貰いに行く。初めからくれればいいのになぁ。 10:55 船に乗り込む。 11:00 出発。デロス島とはミコノス島から20kmほど離れたところにある小さな島。島全体に紀元前7世紀頃に栄えた古代文明の遺跡が残る。 デロス島着。なるほど。島全体が遺跡という感じだ。順路にしたがって歩く。地図を見ながらだが、いまいちどれがどれだか分かり難い。なーんとなく見て歩く。 日本人の方に声をかけられる。トカゲが気になるようだ。うん。確かにあの大きなトカゲ。さっきから、2〜3度見かけてるけどちょっと気になる。無茶苦茶大きいというわけではないけど、日本のトカゲからするとちょっと大きい。体長20cmくらいかな?しっぽを伸ばすと30cmくらいあったかも。写真を撮れなくて残念だ。 「ライオン像」 有名なデロスのライオン像。どれがどれだか分からないといっても、これは間違いようがない。 「聖なる湖」 ゼウスの不倫相手レトが太陽の神アポロンと月の女神アルテミスの双子を生んだといわれる場所。湖といっても今は水はなく、棕櫚の木が立っているのみ。レトは棕櫚の木にもたれて双子を生んだといわれており、この木はその神話にちなんで植えられたもの。それにしてもゼウスって浮気ばっか・・・。 12:40 博物館着。中を見学。 12:50 博物館を出る。ずっと歩きっぱなしで疲れた。博物館前に腰を下ろして一休み。帰りの船は13:15と15:00があるけど、13:15は乗れないな。 キントス山を目指す。キントス山は110mほどの小さな山。山というより丘というくらいか? 「キントス山」 キントス山頂上を目指す道。見た目よりは遠い。 頂上着。疲れた・・・。110mもなめてはいけない。良い眺めだ。デロス島の遺跡が一望できる。晴れていたらもっと良い眺めだったろうなぁ。でも、その分、登るのはもっと辛かっただろうけど。 「デロス全景」 キントス山頂から眺めたデロス島。右隅に見える四角い建物が博物館。結構遠いね。 14:00 下りはじめる。15:00の船は最終便だ。乗り遅れるわけにはいかない。1時間はかからないと思うけど、遺跡を見ながらだとゆとりのある時間でもない。 14:40 ドルフィンの家や古代劇場を見ながら下って港着。ちょうど良い時間だね。しばらく桟橋に腰を下ろして船を待つ。 15:00 船出発。博物館の前で少しお話した日本人の女性とお喋りする。 15:40 ミコノス島着。 15:55 そのまま彼女と一緒に港のカフェで軽く食事をする。BLTとアイスクリームソーダで2,400ドラクマ。「BLTってなんだろう?」と思ったら、ベーコンレタストマトサンドのこと。良く考えたら、Bacon Lettuce Tomato sandwiches。縮めただけね。彼女と旅の情報交換などをしながら時間を過ごす。 17:50 カフェを出る。彼女が別の人と夕食の約束をしているらしい。お誘いに乗って一緒に食事をすることに。デロス島行きの桟橋で日本人男性と合流。3人でその場でしばらくお喋りする。 彼からアテネのバスターミナルBのタイムテーブルをもらう。アテネのiで貰ったらしい。私が行ったときには閉まってたのに。バスターミナルBとは、リオシオンターミナルのこと。デルフィやメテオラ行きのバスが出るターミナルだ。アテネに戻ったら次はデルフィ、メテオラ方面へ向かうつもりだったので、これはすごく嬉しい。バスの出発時間がわかっていれば、アテネでの行動がすごく楽になる。 さらにリオシオンターミナルの情報を聞く。リオシンターミナルへは路線バスで行けるのは分かっていたが、どこで降りたら良いのか情報がまったくなかった。コリントスへ行ったときのキフィシウターミナルのように、路線バスの終点であれば問題はないのだが。彼によるとリオシオンターミナルは路線バスの終点ではない。その上、ターミナルは路線バスの通りからは見えない一歩奥まったところにあり、確実に降りるためにはドライバーにお願いしておくしかないとのことだ。実際、彼は乗り過ごして1度終点まで行って戻ってきたらしい。彼に会ってなかったら、僕も同じことをしていただろう。 夕日を見に風車のほうへ。やっぱり夕日は雲に沈んでいく。 ミコノスタウンを散策しながらタベルナを探す。 NIKOSで食事。やっぱり食事はたくさんでするのが楽しいね。女性のNさんは、なんと現在エジプト在住。牛肉に飢えているらしく、しっかりステーキを頼む。男性のJさんは航空会社勤務ということで、かなり格安料金でギリシャまでやってきている。羨ましい限りだ。ただし、休みは1週間ほどしか取れず、アテネ→デルフィ→ミコノス島と周って、明日帰国するらしい。最近メテオラの存在を知ったらしく、行かなかったことをかなり悔しがっている。ついでに、僕がサントリーニの良さを強調してあげる。休みの上では、僕のほうが羨ましがられる。 ビールも飲んでワインも飲んでウゾも飲む。ウゾとはギリシャのお酒でワインを取った後のぶどうの絞りかすから作る食前酒。アニスという香草が入っており、香りが強く、アルコール度数も高い。僕はちょっとなめる程度でパス。 会話も弾み楽しい夜はあっという間にふけていく。3人で割って1人6,500ドラクマ。 23:50 お店を出る。港の辺りでJさんと別れる。Nさんの方は、24:15にフェリー乗り場にホテルの送迎バスが来るとのことで、一緒にフェリー乗り場まで歩く。 24:15 Nさんお迎えのバスが来る。Nさんと別れてホテルへ歩く。ちょうど15分だな。 24:30 ホテル着。ちょっと蒸してる感じがする。窓を開ける。あっ、チップの200ドラクマがそのまま残ってる。いらないのかな? あまりのバスタブの大きさに、今日もお湯を張って浸かる。 25:50 風呂から出る。左足のかかとの外側が痛いと思っていたら、なんとひび割れてきている。毎日乾燥した中をサンダルで歩けるほど、僕の足は丈夫ではないようだ。繊細なのね。どうしようかな?明日から・・・。 26:00 就寝。 |
[ギリシャ] [旅行記] [HOME] |
ご意見・ご感想はこちらまで |