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Greece

9/22 7:10
起床。何か何度も目が覚めたな。緊張してるのかな?確かに少しドキドキするね。とうとう運命の日が来た。ってほどのことはないけど。


8:20
部屋をでる。げっ!フロントに人がいない。仕方ないのでチェックアウトは後にして、先に電話をかけに行く。時差は6時間だから、日本は14:40ってとこね。バスステーションはまだ開いていない。傍にある電話はカード式でコインは使えないようだ。近くのペリープテロで聞いてみるが、カードは売っていない。まずい。アテネ行きのバスの出発時間は9:00だ。そんなに時間があるわけじゃない。

街の反対側に向かって歩く。バスステーションは街の西の端にある。昨日、遺跡に行く途中、街の真ん中辺りで電話局を見かけていた。そこへ向かって歩く。途中の土産物屋でフォンカードのステッカーを発見する。1,000ドラクマのカードを買う。やっぱりICカードだ。バスステーションの電話が壊れていたりすると、とり返しがつかないことになるので、そのまま電話局方向へ歩く。途中、公衆電話を発見する。


8:35
日本へ、正確に言えば、会社へ電話をする。うまく発信しない。カードが奥までちゃんと入っていなかったようだ。カードを入れ直して今度はうまくいく。O課長の電話機は繋がっていないとのメッセージが返って来る。内線子機として使っているPHSの電源が入っていないか、電波の届かないところにいるときに使われるメッセージだ。

それではと、今度はT部長に電話をする。繋がる。ちょっとドキドキ・・・。おー、見事に異動内定だ。これで明後日の朝に、正式な辞令を受けるために、成田からまた電話しないとね。すぐにホテルへ戻る。


8:43
ホテルに着く。今度はちゃんとフロントのおじさんがいる。すぐにチェックアウト。8,000ドラクマ。


8:50
バスステーションへ。おっ、今度は開いている。チケットを買う。2,900ドラクマ。


9:13
9:00発予定のアテネ行きのバスがようやく来る。やはり、時刻表は早めに設定されているのかな?車掌さんがチケット売りと検札。座席表のようなものにチェックをしていく。バスの中でもチケットは買えたようだ。


10:45
休憩。このドライバーはすごく親切だ。止まる度に場所を大きな声で言ってくれる。この休憩所に着いたときは、わざわざ英語で「10 minutes stop」と何度も言ってくれた。


12:00
リオシオンバスターミナル着。このバスターミナルも初めてだったら、どうやって市の中心に出ていいのか分からないね。リオシオン通りへ向かう。


12:03
バス停に着く。バスを待つ。このバス停には、すごくたくさんの路線のバスが止まる。市の中心に戻るには024のバスしか駄目なのかなぁ?


12:15
バスが来る。中心部に近づくにつれ大渋滞になる。


12:48
バスがシンタグマ広場に入ったので降りる。こちら向きはシンタグマ広場を通るんだぁ。


Hotel Niki
12:55
Hotel Nikiへ行く。ミコノスから戻った晩にホテル探しをしていたときに、良いホテルだと紹介されたホテルだ。前回は不幸にも満室だったが、今回は開き部屋がある。12,500ドラクマ。シンタグマ広場からも近く、荷物を預けてあるPacific Travel Agencyも目と鼻の先で、とっても便利だ。ここに決める。

部屋は決して新しくはない。というより、ちょっと古めだ。でも、清潔さに問題はない。エアコン、電話、天井にはファンも付いている。バスルームにはバスタブもあるが、栓がないので、お湯をはることはできない。

「Hotel Niki」
Hotel Nikiの部屋の中。ちょっと古めで、お勧めといえるほど素晴らしくもないが、清潔さに問題はない。シンタグマ広場まで歩いてすぐという絶好のロケーションを考えると、これぐらいの値段は妥当かな?


13:15
Pacific Travel Agencyへ荷物を引き取りに行く。引き換えタグの裏には、24時間100ドラクマを線で消して、手書きで500ドラクマと書いてある・・・ような気がする。72時間を超えているから2,000ドラクマかなと思っていたら、なぜか900ドラクマで済む。500じゃなくて、300だったのかな?それにしても安過ぎる。ここに荷物を預けて、アテネを中心に回るのも、結構、賢い旅のしかたかもしれない。


13:20
ホテルへ戻る。さて、ギリシャも残り半日だ。あとは、考古学博物館と、両替と、お土産か?


13:25
ホテルを出る。City Bankへ行く。2年前にイタリアへ行くのをきっかけに口座を作ったのだが、これまで海外で使うチャンスはなかった。レートが悪いという噂だが、どれくらいのものなのか、一度お金をおろしてみようというところだ。おっ、ATMにはちゃんと日本語のメッセージが出る。「取引はできるけど、控えは出せない」というメッセージが出る。なぜだろう?まあ、いいやということで、「そのまま続けますか?」に、YESと答えて、そのまま先に進む。ところが最終的に「お取引できません」で終わってしまう・・・。なぜだ?03で始まる電話番号を示されて電話しろって言われてもねぇ。

あきらめてシンタグマ広場の郵便局へ行く。たぶんこの辺りでは、レートは一番良い。1ドル=311.45ドラクマ。手数料が800ドラクマかかり、結局、100ドルが30,340ドラクマに。5ドラクマは切り捨てだ。

考古学博物館に向かって歩く。歩いたら30〜40分くらいかな?まあ、ちょうど良い散歩だ。オモニア広場で空港行きのバスの時間を調べる。シンタグマ広場のバス停には、1時間に1本とか2本という程度の適当な情報しかなく、正確なバスの時間がわからない。オモニアにはちゃんとしたタイムテーブルがある。091の東ターミナル行きは4:50と5:30。092の西ターミナル行きが5:00と5:40。えっと、どっちのターミナルだったかな?後で調べよう。


14:20
考古学博物館着。やった。今日はちゃんと開いている。2,000ドラクマ。たかーい!荷物をあずけて中に入る。写真撮影は可能なのでカメラは持ってはいる。

紀元前のものがごろごろしている。というか、紀元前のものしかないという感じだ。ギリシャの歴史の深さを感じさせる。


15:55
だいたい見終わる。地震の影響で、いまだに2階は立ち入り禁止で見学をすることができない。ちょっと残念だ。


16:10
博物館を出る。シンタグマ広場まで歩く。シンタグマ広場でバスの路線図を確認する。091のバスは東ターミナルを通って、西ターミナルへ行く。西なら091でも092でも良いってことか?

プラカ方面を歩き、お土産を少し買いあさる。


17:50
ホテルへ戻る。疲れた。だいぶ歩いたからね。あつい。エアコンがあって助かる。一休みする。


19:20
荷造りの第一段を開始する。


19:55
食事に出る。エルムー通りを歩いていたら、古い教会に突き当たる。あれ?ここって来たことがない。この辺は歩き尽くしたつもりだったけどなぁ。1本横の通りへ移ると、いつもの通りだ。ギロピタを買って食べる。400ドラクマ。トリカラ行きのバスの休憩所で食べたのより数段美味しい。肉も多いしね。でも、相変わらず肉はウエルダンって感じ。


20:25
ギロピタだけでは寂しいので、メトロポレオス通りで見つけたパン屋でパンを買う。ソーセージ入りの調理パンが250ドラクマ。電子レンジで暖めてくれる。その間にふくろを用意して、他のパンを用意して・・・えっ?他のパン?頼んでないよ。3つも入れて、「OK?」と聞いてくれる。OKも何も僕に文句があろうはずもない。良いのかなぁ?こんなにサービスしてもらって。250ドラクマだよ。うーん、最後の晩にこんなに親切にされて、ちょっと感激だ。


20:35
ホテルへ戻る。


20:55
シャワーを浴びようと、バスルームでお湯をチェックする。赤いマークの蛇口をひねるが、いくら待っても水のまま・・・。まじかよと思いつつも、少し府に落ちない点も。赤いマークの蛇口が右で、青いマークの蛇口が左にあるのだ。確かに左右関係ない国もあるけど、ギリシャではずっとお湯が左だったような気がする。しかも、このバスルームの洗面台は、左が赤でお湯になっている。そこで、青いマークの左の蛇口をひねってみると・・・お湯だ!やっぱりね。外国では日本での既成概念は捨てないとね。青は男性、赤は女性って感覚もないって言うしね。


21:30
さあ、あとは寝るだけだ。といってもこの時間じゃなぁ。


22:00
明日は早いので、なんとなく寝る。ちょっと周りうるさいなぁ・・・。


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