002 ALFEE 1998.05.26

いつでしたっけ?The ALFEEに改名したの。
たぶん10年くらい前だと記憶してますが、間違いかもしれません。
中学から高校の間は、ホントにすきでしたね。初めて聞いたのはトップ10だかベストテンで演っていた『メリーアン』です。なんかよかったです。『恋人達のペイヴメント』あたりから逆走し、フォークグループとしてのAlfeeとロックバンドとしてのALFEE両方ともお気に入りになりました。

ギターの憧れを決定付けたのはまさに彼らの演奏そのものです。
小学校時代の恩師が教室でギターを弾いてくれたり、兄も持っていたため、ギターがどういうものか理解してました。つまりFというコードは難しい。
ところがリードギターの高見沢俊彦氏はいとも簡単にギターソロを弾きこなしている。
少年は思った。
先生や兄のギターはフォークギター(今はアコースティックギターっていうほうが普通かも)で、彼が弾いてるのはエレキギター。そうか...エレキは適当に弾いてもそれなりに鳴るのか...
少年はエレキギターが無性に欲しくなった。しかし、お金はないし、親も顔をしかめるようなしろものだから、手に入れるのは容易ではなかった。
高校の入学祝いとしてやっと手にすることができたのであった。
でも、音が違う。アンプにつないでも、ただ音が大きくなるだけでギュィ〜ンって音がしない。
少年は音を歪ませることを知らなかったのである。

少年はエフェクターを買い集め、無謀にもテキトーに弾きまくる美学にとりつかれた。
でも、アコースティックなサウンドの魅力もあの頃のままかわりません。

最後に...

Nobody knows me 本当の僕を誰も知らない...

(『The Renaissance』NOBODY KNOWS MEより)

虚しいけど、事実なんですよね。皆、他人のことは分らないんです。
だから、人を信じること、思い遣ることが大切なんだなと。
道徳の時間の題材にしたい歌詞ですね。残念ながらわたしは人を導く立場にありませんが。
メッセージソングが大きな魅力だったのかもしれません。(なんで過去形?)


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