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2001/05/07

場所: 慶良間
ポイント: 男岩, 前海, 嘉比島
天気: 曇り時々雨
気温:
水温: 23度
スーツ: ドライ

ハナヒゲウツボ
ハナヒゲウツボ
コブシメ
コブシメ
マンタ
マンタ

とうとうダイビング最終日、沖縄は梅雨入り宣言も出てしまい空はぐずついたままでしたが、写真を見れば分かる通りダイビング人生最高の1日と言っても過言ではない1日でした。

まず1本目は超有名ポイント、男岩(うがん)、ハナヒゲウツボを見ました。たしかにキレイです、かわいいです、でもそれ以上に落ち着きの無い奴だと分かりました。口を開けて威嚇しながら出たり入ったり。こっちがあおってたという話もありますが。

ひとしきり写真を撮った後、ぼーっとみていると近くにキンギョハナダイの幼魚の群れがひらひらやってきました。するとハナヒゲがするする出てきて何をするかと見ていると、いきなり近くの一尾をパクッ、そして巣穴にスルスルスル、、、

あ、食った。

あまりに突然でしかも華やかなシーンに思わず呆然としてしまいましたが、後でよく考えてみると、、、

写真撮ってれば、、、

あいかわらずチャンスに弱い俺、でも貴重なシーンを見れました。

2本目は港近くのポイント、前海、砂地の中の根に写真のコブシメがいました。これも結構寄れたのでワイド側にして景色と水の青も入れてみました、どうでしょう。

これでダイビングは終了と思いきや、エギジットするやいなやショップのオーナーに「マンタ出たらしいから、見に行くから、スノーケルの用意だけしな」と言われました。いきなりの展開に皆緊張気味になりつつも船は現場に急行します。しかしその道々気付いたんですが、、、

私ドライなんですけど、、、

いや、アドバンスの時にドライのスノーケリングを水温15度でやったんだと思い出し、カメラの準備もして待ちました。

現場は嘉比島と阿嘉島の間、ボートから見ていると水面に背ビレが見えます、そして方向転換に合わせて白いヒレがひるがえって見えました、確かにマンタです。思わず声が出ました。どうやら行ったり来たりしてプランクトンを捕食しているようです。見たところ3,4枚いるようでした。

スノーケリングの装備で飛び込んで約20分、行き来するマンタに合わせてひたすら泳ぎ続け、接近して夢中で写真を撮りつづけました。その後興奮も冷めぬまま帰ってきて気付いたんですが、ドライが、、、

水没というか汗没。

「マンタとドライで泳いだ男」になってしまいました。

今回は見たかった物も、予期していなかったマンタも見られて大満足、慶良間最高でした。

今度は透明度の高い季節に、綺麗な写真を撮りに行きたい。


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