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2003/06/14

場所: 伊豆 海洋公園
ポイント: 海洋公園ビーチ
天気: 晴れ後雨
気温: 25度
水温: 21度
スーツ: ドライ
カメラ: PowerShot G1

アオリイカ
アオリイカ
アオリイカ
アオリイカ

再び海洋公園へ、今回の目的は川奈で見損ねたアオリイカです。梅雨入りしてしまいましたがこの日は朝から晴天で1本目を潜る直前はドライで汗だくでした。

1本目はいつも通り2の根方面へ、1の根と2の根の間の砂地に真っ赤なタツノオトシゴ、ハナタツがいたのでそこで撮影タイム。最初は一匹だったのにしばらく浅場に行って順番が回ってきたので見てみると何故か2匹に、、、ガイドさんのマジックでしょうか。

浅場に上がってからはベニイザリウオ、ヤマドリ等を見ました。そして帰り道、軽いうねりの中で揺れる海藻の下に何か大きな塊を見つけました。差し渡し1mにもなるそれはうねりの中で確かに意志を持って動いています。海藻をのけて見てみると、、、

アメフラシ!?

放射能か遺伝子操作か、見てはいけないものを見てしまったと思いつつもガイドさんに知らせると、スレートに「交接中」と、、、そしてあれよあれよという間にその塊を3つに分けてしまいました。分けられたアメフラシは嫌そうにしています。特に一番でかいオス(?)が、、、気持ちは分かるぞ。1mの巨大アメフラシではありませんでしたがそれでも1匹が30cm近いアメフラシ、迫力でした。

2本目は目的のアオリイカへ、まっすぐ沖へ行って落ちたところの砂地に入れられた産卵礁の近くで落とされて30分間の放置プレイでした。砂地にうつぶせになってじっと待っているとやって来ました、大きなオスが1匹と小さなメスが数匹、ここぞとばかりに写真を撮っていると産卵礁を離れたイカがこっちのほうへすーっと近付いてきました。あっというまに真上を過ぎていきます。息を吐かないようにこらえつつマトリックス状態で撮ったのが下の写真。

それからしばらく待っていましたがそれ以上の接近はなく、水温20度の水底がだんだん寒く感じられてきます。どこ行ったのかと思って後ろを見てみるとそこには別のグループのダイバー10人ほどがずらっと、、、

これじゃイカも来んか、、、

というか一人でじっとイカを待つ私はどう見られていたんでしょうか。寒さも限界に達してきたので浅場に移動、ガイドさん達と合流して帰りました。

2本目の後は予報通り軽く雨が。それも帰る頃には止んだのでいつも通り伊東で晩飯を食べて帰宅。梅雨の晴れ間を縫いつつ目的のアオリイカも見られ、我ながら絶妙でした。


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