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2004/04/09

場所: 慶良間
ポイント: 海人, チオチブル
天気: 晴れ
気温: 24度
水温: 23度
スーツ: ウェット+インナー
カメラ: PowerShot G1

テーブルサンゴ
テーブルサンゴ
コブシメの卵
コブシメの卵

誕生日割引を利用して慶良間、渡嘉敷にやって来ました。本当は石垣島に行きたかったんですが、離島の直行便は競争が激しすぎて誕生日割引はほとんど 一瞬で売り切れるのであきらめて那覇便にしました。4月という事でまだ水温は低めだと聞いていましたが海況は安定していると聞いていたので楽しみにして いました。出発直前に南の方で台風一号が発生してどうなるかという状況でしたが速度が遅かったので影響はほとんど無さそうでした。

今回の旅程は木曜日の夜便で那覇入り、泊港近くの「船員会館」に1泊、金曜朝の「マリンライナー渡嘉敷」で渡嘉敷に渡り現地3泊して月曜日帰るというものでした。これだと3日間で8ダイブはできます。

1日目は特にリクエストせず、おすすめのポイントへ行きました。1本目は有名ポイントの海人(うみんちゅう)、トウアカクマノミを見ました。私は今 回はマクロというよりはワイド、サンゴや小魚の群れ、スズメダイの群れ等を奇麗にとりたいと思っていたので期待していたんですが透明度が今ひとつ、天気が 良くて光が入っていたのでそれでも結構奇麗でしたがフラッシュを焚くとやはり浮遊物が気になります。

水温は23度、やはり入った瞬間「冷た!!」という感じですがインナーがあれば震える事は無く、天気も良かったので帰りのボートも辛くはありませんでした。

2本目はサンゴが奇麗だと言うポイント、チオチブル、チヨさんが好きだったチブル(頭、出っ張った岩)のあるポイントという意味だそうです。ここでは浅場で写真のサンゴの根が奇麗でした。浅くて天気も良かったのでフラッシュ無しでも色が出てます。

また後半では写真のコブシメの卵をガイドさんが出して見せてくれました。中に確かにイカの子供が入っています。写真を撮ってしばらく観察しているとイカが動いて、「ぽん」と出てきました。

孵化すんのかよ!!

先に言ってよ、、、と言う暇もなく生まれた子イカはぴゅーっと水面へ、しばらく追いかけてみましたが逃げられてしまいました。

そんな感じで1日目のダイビングは終了。夜は食事の後切れ目無く宴会だったんですが、、、

ガイドさん、那覇のショップの文句ばっかり、、、

今回渡嘉敷は初めてだったんですが、どうも本島に一番近い渡嘉敷が一番那覇のショップに使われるポイントが多いらしくアンカーでサンゴを壊す、船で ダイバーの上を通り過ぎて行く、大人数でやって来てポイントを荒らす等、現地の人達にはかなり腹に据えかねる物があるようでした。

確かにオニヒトデ駆除をしたりブイを設置したりと海を守り続けている現地の人達にしてみれば他所からでかい船で来られて大人数で潜られてはかなわないというのはよく分かります。つまり、

慶良間で潜りたいなら慶良間に泊まれ。

というのが現地ショップの主張でした。私も1回、本島ステイで慶良間に来た事がありますが、船で1時間以上かかるのと1日2本しか潜れないのでそれ 以来は慶良間ステイにしていました。もちろん現地のショップの方が潜れるポイントも多く、毎日現地で潜っているガイドの質も高い事は言うまでもありませ ん。加えて今回、この話を聞いて那覇ステイで慶良間というのは二度とするまいと思いました。


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