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場所: 慶良間
ポイント: ナビヤギリ, アダン下, 座間味西
天気: 晴れ
気温: 30度
水温: 27度
スーツ: ウェット
カメラ: PowerShot G1
慶良間2日目は特にリクエストはせず、おまかせで3本でした。またこの日は3本目に海外から那覇でやるサンゴのシンポジウムに来ているという学者の
人達が一緒に潜ると言う事でした。どんな人達が来るのか、阿嘉島で一番大きいと言うこのショップの船でも重量級の欧米人10人が乗って大丈夫なのか?私た
ちは不安と期待と好奇心でいっぱいでした。ショップのスタッフはウエイトの準備に必死でしたが、、、
1本目はニシバマ、アザハタか?と思わせて実はニシバマでもはじっこのナビヤギリというポイントでした。潜るといきなり一面の砂地、そしてそこには点々とどこかで見たナマコ達が、、、
サイパンフランスパンナマコ!!(仮称)
サイパンの「沈船」で拾い集めて名前を書いたりした正にそのナマコでした。これはやるしかないと思った私は他の人達が潜ってくる前に一生懸命ナマコ
を拾い、何とかカタカナで「ドイ」と書く事に成功しました。エグジット直前に見てみると字がかなり崩れていて、「やっぱりナマコって生きているんだなー」
と感心できます。
砂地からエントリーして浅場のサンゴの根へ、奇麗なサンゴやらデバスズメダイの群れやらを見たのですが、何より驚いたのは何度も見かけたウミヘビで
した。あちこちで産卵しているスズメダイの卵を狙っているのか水底に頭を付ける様にふらふらと泳いでは岩をつついています。しかもダイバーなどおかまい無
しに泳いでくるのでぶつかりそうになったりもします。カメラで追い払いながら写真を撮りましたがくねくねしていてなかなか上手くは撮れませんでした。
スズメダイは産卵シーズンらしく、岩場に近付く度に威嚇音を鳴らされたりフィンにアタックされたりしました。卵の写真を撮っていると親が逃げた隙にベラが瞬く間に集まって来て卵を食べはじめたり、生存競争の厳しさを垣間見ました。
エグジット直前にはスズメダイの群れをかき分ける様に小さめのバラクーダが現れたり、ボートのすぐ下の根ではフタイロカエルウオを見つけたり、最後の最後まで気の抜けないダイビングで写真も70枚近く撮りました。
2本目は定番のアダン下、潜るとすぐに小ぶりのゴマモンガラが。食事中みたいだったので近付いて撮影、砂地で巣穴を作っていなければ平気です。そこ
から深場の根に行ってウミウシ、ミナミハコフグの幼魚、そして写真のクビアカハゼ等を見ました。テッポウエビがぴょんぴょん跳ねる様に出て来ていてハゼも
全く止める気配もなかったのでペアで撮れました。かつてなく元気なテッポウエビでした。
浅場に移動してからはツユベラの幼魚などを見て最後にガイドさんがオドリハゼを発見したみたいなんですが、遠くから見ても相変わらず全然分かりませ
ん。他の人達があきらめて移動した隙に近付いて見てみましたがやはり分からず、仕方が無いので近くで見つけたエビを撮っていました。エビを撮り終わって、
他の人達に合流しようかなと思いつつふと手元を見てみると、、、
あ、顔出してる、、、
砂地の巣穴から黒と白のオドリハゼがひらひらと顔だけ出していました。待っている時は全然出てこないのに見ていないと至近距離でも出て来たり、やはり殺気を感じるんでしょうか。
そして待望の3本目、ボートの上で待っていると外国人ダイバー達がぞろぞろとやって来ました。途端ににぎやかになったボートの上で我々も相手に聞こ
えないのをいい事に「あれは絶対フランス人」とか「スキンヘッドはドイツ人」とかいい加減な事ばかり言っていました。ポイントはサンゴが豊富だと言う事で
座間味西というポイントでした。水中では別々だったのですが、さすがに外人さん達はバディダイビングでばらばらに潜っていたらしいです。
我々はサンゴの根を伝ってゴロタへ行って帰って来るコース、ゴロタにはキビナゴの大きな群れがいて奇麗でした。ここでも最初から最後までサザナミフ
グが後ろをついてきていたのと、途中でサンゴの下にオニヒトデを見つけたのでやっぱりここでもオニヒトデ解体ショーをやってるんだろうなと思いました。外人さん達もサンゴとオニヒトデを観察して満足したらしく、帰りのボートでも大いに盛り上がっていたようでした。ただ外人さんの大好きなウツボとミノカサゴが出たかどうかは定かではありません。
ダイビング2日目はこれにて終了、残りは1日、最後に1本外海、できれば男岩に行ければいいという感じでした。
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