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場所: 八丈島
ポイント: 底土港
天気: 晴れ
気温: 27度
水温: 28度
スーツ: ウェット
カメラ: PowerShot G1
キンチャクガニ
ウミウサギガイ幼貝
遅くなった夏休みを利用して久しぶりの八丈島に行ってきました。実に2年ぶり3回目(甲子園風)、最近大島が多かったせいでしょうか。久しぶりの八
丈ブルーに期待は高まりますが、行く前から巨大な台風、18号が発生していて不安でした。毎日天気予報サイトを見ていたおかげか、沖縄方面へ行ってくれま
したが(沖縄よすまん)、反転してからの影響がありそうなのと、続いて発生した19号がまっすぐ北上して来る気配でさらに不安をあおります。天気もハッキ
リしない状態での出発となりました。
日曜日の夜の東海汽船で一路八丈へ、船は学生とか釣り人はいましたが流石に空いていました。朝、八丈に到着してみると天気は快晴、しかし風が少し吹
いていて海も台風の影響かうねりが入っているようでした。ショップのガイドさんの話では台風に吹き込む南風とうねりの影響で八重根港側は全滅、ビーチは底
土港のみ潜水可能という事でした。この日はボートの予約はしていなかったので底土港2本になりました。
前回は全てボートだったので実に5年ぶりの底土港でしたが滑りやすいエントリーまでの防波堤、エントリーして最初のドロップ、そして3本足のアーチ
等は記憶に残っていました。最初の転石地帯では定番のキンチャクガニ、アーチの手前ではモンハナシャコ、アーチの中ではアカヒメジの群れ等がいました。
アーチからの帰りには写真のフリソデエビがいました。フリソデエビは2回目、最初に見たのは前回の八丈でした。ガイドさんの話ではフリソデは普通種でよく
出るそうです。また写真の右側に写っているのがエサのオニヒトデの子供。ヒトデならなんでもOKなんですね。フリソデの近くにいたのはハタタテハゼのペ
ア、これも八丈では普通種だそうです。他にもゴミにしか見えないクビナシアケウス、海藻の上にいる極小のアオモウミウシ等を見ました。
2本目もスタートはキンチャクガニ、すぐ見付けるガイドさんは流石です。真似をして岩を引っくり返してみるのですが、いるのは必ずクモヒトデ(しかもペア)。ヒトデのくせに素早く逃げる気味の悪い奴らで
す。八丈ならではのナメモンガラやレンテンヤッコを見ながら再びアーチへ。アーチから帰り道ではウミウシを見ました。触角をぴょこぴょこ動かして反動
(?)で前進するシロミノウミウシ、美しい紫のアデヤカミノウミウシ、泳ぐウミウシ、ミカドウミウシは大小、編み目模様が格好いいモザイクウミウシ、そし
て定番のコイボウミウシ、冬場はもっとたくさんいるらしいですが、私はこのぐらいでも十分です。一番面白かったのが写真のウミウサギガイ。外套膜をめくる
と真っ白の貝殻が出て来る成貝は有名ですが、幼貝にはイボイボがあってまるでウミウシです。
ユウゼンはいませんでしたが1日目から八丈の定番を見られ、透明度も良かったので台風の中やってきて良かったという内容でした。夕方の予報では台風18号は日本海へ、しかし影響は日本全土におよびそうです。19号も順調に北上中、一体、どうなってしまうのか!!
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