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PowerShot G1
を使いはじめて既に3年が経ちました。機能、画質、共にほとんど不満はなく、上位機種にもあまり魅力を感じないので壊れるまで使い続けようと思っていま
す。DIV
のハウジングは故障も水漏れも無く年1回のオーバーホールで快調に動いてくれています。豊富なマニュアル機能も最近ではそれなりに使いこなせるようになっ
てきました。
そんな中で今まで全く使ってこなかったのが CCD RAW モードでの撮影です。これは画像の保存モードで、通常の JPEG に比べて以下のような特徴があります。
つまり画質や絵作りに関しては最高の結果が得られますが、サイズと手間の面では重くなってしまいます。
Canon ではハイエンドのコンパクトデジカメと一眼レフデジカメだけにこの機能があります。PowerShot G1
では現像ソフトは標準で添付されておらず、パソコン接続キットを買う必要がありました。私は買っていなかったのですが、MacOS X 版の File
Viewer Utility だけはダウンロードできたので今回やってみることにしました。
また撮影スタイルもこれまではデジカメの特性を生かしてめくらめっぽうに撮るという感じでしたが最近はじっくり撮るのと撮れない被写体はすぐにあき
らめるのであまり枚数も多くなりません。大容量のコンパクトフラッシュの値段も下がって来たので 512MB を購入、サイズの問題も一応解決しました。
実際に2004年からの写真は CCD RAW で撮っています。実際にやってみて以下のようなパラメータ設定をしました。
分かったのはフラッシュを使ったマクロ撮影ではほとんど補正する余地は無く、中距離から遠距離、ワイド系の画像で補正が効くという事です。手間の問
題も補正不要な写真は一括変換できるので予想程ではありませんでした。現像の後、最終的にハードディスクには JPEG 形式で保存しています。
また PowerShot G1、もしくは Canon 固有の問題かもしれませんが、RAW
で撮影した画像をカメラで表示させる場合、縮小した JPEG
画像(サムネイル)を表示しているため、画質が粗くてピントの確認が出来ませんでした。サムネイルを出すのはいいとしてもう少し大きな物か画質のいい物を
保存してもらいたいものです。
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