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Lipstick とは最近流行りの USB メモリーに小型デジカメが付属しているおもちゃデジカメの一種です。DIV
の社長がホームページでそのハウジングを紹介して「何のハウジングか当てたらプレゼントします」というクイズをしていたのに応募、見事に正解して手に入れ
ました。
中身は自前で購入、生産中止ぎりぎりの所をインターネット通販でなんとか発見して手に入れる事が出来ました。
このサイズなので液晶は無し、ズームももちろん無しです。ボタンはモード切り替えとシャッターの2つのみ、究極のシンプルカメラです。ハウジングも
小さくて直径3cm、長さ10cm程度です。右に出ているのは水中スレート用の磁石ペンです。一応指示棒の代わりにもなります。
Lipstick & ハウジング
これに前回紹介した小型水中ライトとライトホルダーを組み合わせるとこれがぴったりです。このカメラは静止画、動画、両方撮れますが、どちらかとい
うと動画がメインなので私もこれで動画に挑戦してみたいと思います。小さいので狭い所に入れたり、置いて放置したり、色々な使い方ができそうです。
ハウジング & ライト
続いては撮ったムービーの処理なのですが、このカメラで撮影された動画は STJ という独自の形式で保存します。付属のソフトウェアはそれを
Windows で一般的な AVI ファイルに変換してくれるのですが、それが Windows 専用のアプリケーションでした。私は MacOS
派なのですが PC も持っているのでそちらで変換して Mac に持って来て保存しようと思ったのですが、試してみた所 MacOS に入れた
QuickTime でも Windows Media Player でもこの AVI ファイルが再生できませんでした。
動画の圧縮方式(コーデック)は Motion JPEG 形式で、どちらのソフトも対応しているはずなのですが、原因は分かりません。変換ツール等色々調べてみて、最終的にこのカメラに搭載されているモジュールを開発しているらしい会社の HP から Mac 標準の Mov 形式に変換するツールをダウンロードできました。
これが Java
のプログラムだったのですが、まずインストールがうまく行かない、マニュアルでインストールしても動かない等、色々苦労しました。結果的に Jar
ファイルを手で展開し、出て来た中の jmf.jar を Java の Extension ディレクトリ(lib/ext)
に入れれば動く事が分かりました。これで何とか Mov ファイルに変換できます。
それをインターネットに公開する時にはいらない部分の切り取りや編集したムービーの保存をする必要があるのですが、それはデジカメを買った時に付属
で付いて来た VideoImpression
というアプリケーションでできました。色々苦労しましたがこれで撮った動画の保存、公開までできるようになりました。あとはいい作品を撮るだけです
が、、、
実際の動画は 2005/05/14 以降の水中デジカメ日記で御覧下さい。
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