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2004/02/11

場所: 伊豆 大瀬崎
ポイント: 一本松,湾内
天気: 晴れ
気温: 11度
水温: 13度
スーツ: ドライ
カメラ: PowerShot G1

ハタタテダイ
ハタタテダイ
ウデフリツノザヤウミウシ
ウデフリツノザヤウミウシ

週中の休日、日帰りで大瀬崎へ行ってきました。ショップのツアーで本厚木からピックアップだったので朝早かったにも関わらずとても楽でした。

天気は朝は少し曇り気味でしたが昼には晴れ、風も弱く吹いたり止まったり、海もうねりや流れのほとんどない良好なコンディションでした。

一本目は外海の一本松、ゴロタから降りて行くと砂紋の奇麗な砂地が広がっています。その砂地の根で写真のハタタテダイを見ました。水温12度の中 すっかり弱ったハタタテダイ達はサンゴに寄り添うように群れていました。近づいても、写真を撮っても逃げる事も出来ない、春を迎える事無く死んでしまう運 命のハタタテダイ達の姿に憐れみを感じつつ「せめてもの供養に奇麗に撮ってやろう」と何度もシャッターを切りました。

次に近くの根で写真のピカチューウミウシを見ました。まだ1cm程度の個体で腕も短く一分の隙もない可愛さでしたが、いかんせん小さすぎて全然ピントが合いません。何枚も撮ってまともだったのは上の1枚だけでした。

その後中層に1匹だけアオリイカがいました。近づいてもあまり逃げなかったので一緒に水中遊泳しながら撮りまくりました。帰り途ではスズメダイの群れや小さなイロイザリも見られて充実した1本でした。

2本目は湾内、透明度は1段落ちて暗いダイビングでした。入ってすぐの砂地にはいい大きさのウミテングがいました。何度見ても変な形です。

その後は砂地に設置されている魚礁を回り、オキゴンベ等を見ました。最後の魚礁ではなぜかピカチューウミウシが5匹も。繁殖のために集まっていたの でしょうか、交接をしている個体もいました。しかしあのとろくさいウミウシがどうやって海の中で1か所に集まったりできるのか、生命の不思議です。しかし こちらのピカチュウはどれも成長しきっていて腕も太く、あんまり可愛いという感じではありませんでした。

帰り途の浅場ではクロサギが大きな群れを作っていました。大物ではないですが光り物なので結構な迫力です。私が感心してその群れを見ていると突然、水底の砂地から何かがもの凄い勢いで飛び出して来てクロサギの群れに襲いかかりました。大きなアカエソでした。

「よし、補食写真だ!!」と思った私は決定的瞬間を期待してしばらくエソのアタックを見守っていましたが、何度やっても狩りは失敗でした。

なんや、手伝ったらなあかんのかい。

私は回り込んで何とかエソの前にクロサギを追い込みました。クロサギが近づく毎にエソはアタックするのですがそれでも結局一度も成功しませんでした。

このあかんたれが!!

素晴らしい生態写真(ヤラセ)を期待していた私はエソに毒付くとその場を後にしました。結構狩りは下手なんですね。まあ最強の肉食恐竜と言われてい るティラノサウルスも実は屍体を食べていたとか言われているぐらいだから、弱った個体でなければ簡単には狩れない、というかそうでないと生態系のバランス がとれないのでしょう。

帰りは再び車で本厚木まで、しかもそれで料金は普通のファンダイブ2ビーチ分、本当に楽でお得な1日でした。


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