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2004/10/02

場所: パラオ
ポイント: ブルーコーナー, タートルコーブ, ゲロンアウトサイド
天気: 晴れ
気温: 28度
水温: 29度
スーツ: ウェット
カメラ: PowerShot G1

トラフザメ
トラフザメ

コガネシマアジ
コガネシマアジ

八丈ではマクロモードになり、大島ではニタリに外れ、「もうパラオしか無い」という事で久しぶりのパラオに行ってきました。ツアーを調べてみるとこ の時期は5日間5ダイブで10万円以下という値段でした。雨期だしマンタの時期でもないという事ですが、今回はマンタがどうしても見たいという訳ではない ので良しとしました。

初日はいつも通り移動で終了。グアム経由の宿命です。直行便で行けるサイパンだと初日1ダイブできるのですが。

2日目は3ダイブ、定番のブルーコーナーをリクエストしました。最初はいきなりブルーコーナーは何なのでブルーホールにしましょうと言っていたので すが、いざ外海に出てみると風と波で潜れるかどうかという状態でした。そのため潜れるうちにという事でいきなりブルーコーナーになりました。

ブルーコーナーでは潜るとすぐにグレイリーフシャークが編隊を組んで泳いでいます。ドロップオフを少し流してから棚の縁で大物待ちをしている間もア カモンガラ、カスミチョウチョウウオがいつも通り群れてます。暫くするとナポレオンも近付いてきました。棚の上の砂地ではガーデンイール、オオメカマスの 群れ、ヨスジフエダイの群れ、そして定番のギンガメアジの群れもいましたが、見たかったバラクーダの群れは現れず、いつも通りの魚影の濃さに満足しつつも 少し心残りでした。

2本目は海況がさらに悪くなってきたのでぎりぎり潜れそうだったタートルコーブへ、何となくマクロモードの雰囲気です。潜ってみると予想通り、オド リハゼ、ハナゴンベ、ニチリンダテハゼと定番のマクロ物の連続でした。後半には固有種のキャンディケインドワーフゴビー、スミレナガハナダイと見てこれで 終わりかと思っていると最後にマダラタルミとギンガメアジの群れが。流石パラオという迫力でした

3本目はゲロン島周りのゲロンアウトサイドか、マリンレイクかという状態になりました。ゲロン島は海況が悪い時の定番と聞いていたのであまり期待し ていなかったのですが、ゲロンアウトサイドは今まで潜った事が無かったので行ってみる事にしました。ここもドロップオフのポイントで潜ってみるとタカサゴ 系の群れやグレイリーフシャーク、ヨコシマサワラ、インドオキアジの群れ等、魚影も見劣りしません。そしてこの日、もとい今回最大の出会いが浮上直前に 待っていました。それが写真のコガネシマアジです。

冗談です。

後半になり、これで今日は終わりかなと思いはじめていた時、ガイドさんがタンクを鳴らすのが聞こえました。ガイドさんの指す方向、ドロップオフに流 れ込む砂地の上を見ると、今まで見た事無いシルエットが寝そべっていました。それが写真のトラフザメです。「サメガイドブック」を買って以来、ジンベイザ メに加えていつか見てみたいと思っていたサメがまさに目の前に、予想もしていない出会い、まさにそれこそがダイビングの醍醐味だと実感した瞬間でした。

近付いて写真を撮りはじめても一向に逃げる気配はなく、ワイドレンズにして密着して撮影できました。写真のコガネシマアジはトラフザメに付いていた みたいで撮影中もサメの体の上や下をちょろちょろしていました。「だれもお前の事は見てへんって」と思いながらも一応撮影、ジンベイ等の大型のサメに付い て泳ぐ事から「パイロットフィッシュ」とも呼ばれているアジの一種ですが幼魚の時はあまり泳がないサメに付くのでしょうか。

これにて1日目は終了、予想外の出会いに浮上してから寝るまで興奮が治まりませんでした。


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