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2004/11/06

場所: 伊豆 川奈
ポイント: 川奈ビーチ
天気: 晴れ
気温: 21度
水温: 21度
スーツ: ドライ
カメラ: PowerShot G1

ウツボ
ウツボ

セミホウボウ
セミホウボウ

PowerShot G6 のハウジングがなかなか完成しないので、10月はあまり潜りに行きませんでした。結局デビューを予定していたこの週末にも間に合わなかったのですが、友人 が一眼レフハウジングを買ったのでそのデビューにつき合って川奈に行ってきました。また11月に予定しているサイパンで500本記念を迎えるための調整、 という意図もありました。そんな訳で私自身の撮影へのモチベーションはほとんどゼロになっていたのですが、まるでそれを見透かされたかの様な事件が起こっ てしまったのです。

準備ができて1本目に向かう直前、友人がカメラ用の水槽からハウジングを出して水没チェックするのを見守り、さて自分もと思ってハウジングを上げてみて見ると、、、

レンズポートに水がたまってるんですが、、、

ハウジングを動かすと中の水も動きます。明らかに水没していました。このハウジングを使いはじめて4年近く、私が新しいハウジングを注文したのを知って拗ねたのか、それとも死期を悟ったのか、「このハウジングも今日で最後だな」と思った日の水没でした。

余りの事にショックでしばらく呆然としてしまいましたが、どうする事も出来ず、ハウジングは置いて1本目はカメラ無しダイビングになりました。

水中でも最初は「何故?どこから?」、「G1 よすまん、、、」など、様々な考えが頭の中を巡って全く集中できなかったのですが、途中で気持を切り替えて久しぶりのカメラ無しダイビングを楽しむ事にし ました。この日は透明度は10m弱、水温は21度とベストではありませんが天気が良く海も穏やかだったため海の中は快適でした。カメラとワイドレンズが無 いのでウェイトが軽めになってしまい浮き気味でしたが逆に自由に動き回って小物を探したりしました。

ビーチの岩場から砂地に落ちる所で、ものすごい数のクロホシイシモチが群れていました。今まで何度も潜ってきたポイントですが、かつてない迫力でし た。他にもムツ、アジ等の群れも見られました。砂地には相変わらずハゼが多く、カメラデビューの友人は早速ハナハゼを撮っていました。岩場に戻って色々小 物を見たのですが、面白かったのは初めてだったヒトデヤドリエビです。そして最初ホウセキキントキかと思ったのがゴマヒレキントキ、鈍い金色に光る体と大 きな目が印象的でした。他にもスジコウイかが何匹もいたのとクツワハゼが繁殖期らしく変色していて奇麗でした。

2本目とのインターバル、カメラをハウジングから取り出してみました。幸運にも水は少ししか入っておらず、タオルで拭くとすぐに使えました。ハウジ ングの方はウェイトを入れてもう一度水槽へ、多分ボタンから浸水したのだろうと思い水中でボタンを何度も操作してみました。その後しばらく放置しておいた 所、やはり少しだけ水が入っていました。そこでもう一度水を拭いて水槽へ、多分前回のダイビングの後、海水が付いたまま乾かしてしまったせいで塩が噛んで いるのだろうと思い何度も全部のボタンを押して塩を抜こうとしました。

何回かそれを繰り返すと浸水は止りました。そこで悩んだのですが、2本目はカメラを入れて持って行く事にしました。という訳で写真は2本目のもので す。1枚目は砂地に落ちていたカジメの生えた岩に巻き付いていたウツボ、「これは俺のだぞ」とでも言うように自己主張していました。2枚目は砂地にいたセ ミホウボウ。ヒレを広げて逃げ回るのを上から追いかけ回して撮りました。

やはり水没が気になって集中できなかったので写真の出来は散々でしたが水没は無く、無事(?)に引退させてあげる事ができました。2本目が終わってハウジングをかたずけた後、今度オーバーホールに出してやろうと固く心に誓いました。


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