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2007/09/02

場所: 伊豆 大瀬崎
ポイント: 湾内
天気: 晴れ
気温: 28度
水温: 25度
スーツ: ウェット+インナー
カメラ: EOS Kiss Digital X

アオリイカの子供
アオリイカ

ネジリンボウ
ネジリンボウ

ガラスハゼ
ガラスハゼ

ヨメゴチ
ヨメゴチ

アミメハギ
アミメハギ

ワニゴチ
ワニゴチ

ハナハゼ
ハナハゼ

暑い夏がやっと落ち着き、涼しい日が続いた週末、大瀬崎に行ってみました。大瀬崎は夏の海水浴場規制が終わり、海の家も畳まれて秋のダイビングシー ズンに向けてダイバーの聖地の姿を取り戻していました。海は風が少し強く波が出ていましたが台風の影響は無く、ベストに近いコンディションでした。

1本目は前回見たネジリンボウがまだいるという情報を聞いて湾内の奥へ行きました。潜り始めてすぐに浅場の水面近くで写真のアオリイカの子供達に遭 遇、今年生まれたイカ達がもう元気に群れていました。来年の産卵シーズンまで、彼等の生存と繁殖の闘いはもう始まっているのです。産卵礁にはアオリイカの 姿は無く、そろそろ本当に産卵シーズンも終了と言う感じでした。

ネジリンボウのいる場所へ向かうとそこにはすでにダイバー達の群れが。これも今年ライセンスを取ったばかりの初心者達でしょうか、ガイドに手を繋が れ、水底を派手に砂煙を上げながら進んでいました。お前達もアオリイカを見習い、来年には少なくとも砂煙を上げない程度にはなっていてくれよ、私はそう思 いながら彼等がネジリンボウを見終わるのを待ちました。

ダイバーの群れが去ったのを見計らってネジリンボウのペアを軽く撮影、その後は情報を聞いていたイザリウオやカミソリウオを探しましたがそれは見付 からず、代わりに写真のガラスハゼを見つけました。同じムチカラマツには小さなビシャモンエビもいましたがそっちは小さ過ぎて撮れませんでした。その近く には別のネジリンボウもいて、こっちは邪魔されずに撮る事が出来ました。

2本目は解禁になった湾内の手前側に特に狙いを決めずに潜りました。砂地を暫く降りて行った所で写真のヨメゴチに遭遇、移動しながら背中のヒレを開 いたり閉じたりしていました。いつもそうなのか、それともヤマドリと同じく求愛のシーズンなのかは分かりませんが、面白かったので撮っておきました。そう いえば大瀬崎ではヨメゴチの産卵も見られると聞いた事がありますが、もしかして今がその時期なのかもしれません。

少し深い場所では写真のアミメハギやホウボウ等を見ました。そして帰り道、久しぶりに写真のワニゴチを発見、なかなか逃げなかったので寄って正面か ら撮れました。浅場へ帰って来ると再び初心者ダイバーの群れと遭遇、煙を立てて進む彼等の後ろには砂の中から舞い上げられた餌を狙うマダイの若魚やキュウ セン、ヒメジ等の群れがいました。どんな存在でも受け入れ、自分達の一部としてしまう自然の懐の大きさを感じつつ、我々は浅場で安全停止を兼ねて小物撮 影、私は写真のハナハゼを狙いました。ヒレを開いている写真を今まで撮った事が無かったので水中で停止する直前ばかりを狙い、何とかそれなりの写真が撮れ ました。

浅場にはイシモチ、メバル、スズメダイの群れに加え、カマスの大きな群れもいて本格的にベストシーズン到来と言った様子でした。浮上直前には再びア オリイカの子供の群れに出会い、「がんばれよー」と声をかけつつ帰りました。これからは若いアオリイカの補食シーンが楽しみです。

これにて2ダイブ終了。いいコンディションで生き物も多く、満足のダイビングでした。このシーズンはガイド無しで適当に潜っても結構たくさんの生き 物が見られます。今日見かけた初心者ダイバーの中から少しでも多くの人がその事に気付き、独り立ちする日が来て欲しいものです。いつまでも「ガイドに楽し ませてもらう。」だけでは上手くなりません。ダイビングとは自然の中に飛び込み、「自ら楽しむ。」ものなのだから。


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