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ライトホルダー

水中でマクロ撮影をしていて、すぐに欲しくなるものがターゲットライトです。水中は陸上よりも暗くなるため、カメラのオートフォーカスを使う場合で もマニュアルフォーカスの場合でも、被写体を水中ライトで照らしてやらないと上手くフォーカスを合わせられない場合があります。オートフォーカスは機種に もよりますが、私の PowerShot G6 の場合、暗い場所でのオートフォーカスが苦手で、マクロ撮影では多くの場合にライトの補助が必要になります。

手持ちの水中ライトを使ったり、ガイドさんに照らしてもらったりしてもいいのですが、やはりカメラに固定されたライトの方がフォーカスを合わせたい場所を的確に照らす事ができます。

ビデオ撮影で使うビデオライトとは違い、フォーカスライトでは被写体を完全に照らす必要はありません。フォーカスが合わせられる最低限の光で照らせればいいのです。ライトが強すぎると魚も嫌がるので水中ライトの中でも小型のものを使うのが一般的です。

私が使っているのはオーシャンエクイップメントという会社のシーブライト(Sea Bright)というライトです。単4電池3つで白色 LED 1つを駆動するライトで、光量的にも大きさ的にもフォーカスライトとして手ごろです。逆に普通の水中ライトとして使うには少し物足りないのではないかと思 う程です。

PowerShot G1 ハウジングの時にはレンズポートに取り付けた INON ポートアームD の上に自作のアルミホルダーで固定してフォーカスライトとして使っていたのですが、PowerShot G6 ハウジングではこのポートアームが使えなくなってしまい、ライトの固定方法を考えなくてはいけなくなりました。最初はゴムバンドを使ってハンドルとストロ ボアームをハウジングに接続しているステーに固定していたのですが、これでは心もとないため、ライトホルダーを探す事にしました。

ストロボの反対側に2本目のハンドルとアームを増設してその先に大型のライトを取り付ける事も考えたのですが、あまりにも大げさになってしまうのでとりあえず現在と同じステーの下に固定する方向で考えました。

まずは水中器材のお店のホームページ等を見て、シーブライトに合うホルダーを探したのですが、そういった商品は無いようでした。そこでダイビング用品から離れて色々探してみて最終的に使えそうな製品を見つけました。

ライトホルダーは自転車用品コーナーにあるのです。

自転車用のライトはサイズ的にも光量的にも水中ライトに似ています。またホルダーは自転車のハンドル部分にライトを固定するための物なので水中カメラのハンドルやステーにも合いそうです。

そこで実際に自転車用品店に行って探してみると色々なライトに合わせてホルダーも各種そろっています。シーブライトに合いそうな物が無いかと探していると、ふと一つのライトに目がとまりました。

これ、シーブライト!?

自転車用で生活防水のみ、Oリングも水中用の2重とは違って1つしかありませんが、形は全く同じモデルが Crops という会社から出ていました。実際家に帰ってみて見るとシーブライトにも "Produced by Crops" と書いてありました。そして Crops のライトに合うホルダーも別売りになっていました。「これは使える」と思った私はとりあえずそれを買う事にしました。家に帰って合わせてみると予想通り ぴったりでした。UB22-32 というホルダーは 22mm - 32mm のパイプに固定できるホルダーです。

UB22-32
Crops UB22-32

また他にも色々なライトに使える汎用のライトホルダーもあったので買ってみました。

ライトホルダー
ライトホルダー

これは2本のバンドでライトとパイプを十字に固定するものです。

実際にステーで試してみた所、UB22-32 はシーブライトにぴったり合うのですが、ステーの方に固定してみると少しぐらついてしまいました。汎用のホルダーもゴムの部品が円形のパイプ用になっていて平面のステーには合わなかったのですが、ゴムの部品を切って平面にすれば上手く取りつけられそうでした。そこで思いきってハサミで工作、結局こちらのホルダーで上手く固定できるようになりました。

ライトホルダー
固定されたシーブライト

UB22-32 の方もその内使い道があるとは思いますが、しばらくはこれで行こうと思います。水中ライトの固定でお困りの皆様、自転車用品コーナーへ行ってみてはいかがでしょうか。


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