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器材について

ダイビングは何かとお金がかかるもの、特に器材選びでは金額と機能の狭間で悩む人も多いのではないでしょうか。また器材ショップによくある「あれば便利」なアクセサリーなど、本当に役立つのか、必要なのか疑問に感じている人はたくさんいるのではないでしょうか。

そこで今回は私自身が持っている器材の紹介をするとともにそれらの必要性について考えてみたいと思います。

BC

アポロのプレステージです。特に不便もなく快適です。

BCの機能というと浮力調整というイメージがありますが、私が思うのは、

適正ウエイトと呼吸調節ができればBCは使わん

ということです。最近私は1本潜る間に2、3回しかBCの操作をしなくなりました。浮力調節で1番大切なのは事前の適切なウエイト調節だと思います。ログブックにその時のスーツとタンクの種類、ウエイトの量、そしてそれが適正だったかどうかを書き込み、後で見直して早く自分の適正ウエイトを割り出せるようにすればBCはどんなものでもいいのではないでしょうか。

BCの機能で余り目立たないものにタンクの保持があります。昔はタンクを保持するだけのハーネスというもので潜っていたそうで、これは今でもBCの重要な機能だと言えます。潜水中にタンクがずれてきたり、外れたりしては大変ですから、BCを購入する時にはこの点の評判も確かめてみればいいのではないでしょうか。

またBCのインフレータ(蛇腹)にオクトパスのついているものがあります。しかしこれは私の知る限りではあまり評判がよくありません。つまり、

という事だそうです。

レギュレータ

これもアポロのプレステージ a-102b です。

ファーストステージについてはよく分からないというのが本音です。レンタルでも自分のものでも特に差を感じません。

このレギュレータの大きな特徴はセカンドステージにあります。ホースとセカンドステージの接続部分が自由に回転するジョイントになっているのです。これのおかげで使用中もマウスピースに無理な引っ張りやねじれの力がかかることがありません。

私は器材を買う前マウスピースを強くかみ過ぎる癖があって、潜った後あごや前歯が痛くなって困っていました。しかしこのレギュレータにしてからはその癖が無くなりました。多分ホースの弾力で外れそうになるマウスピースを無理に噛んでいたんだろうと思います。

オクトパス

私のオクトパスはメインと同じアポロのプレステージですが、

こんな上等なオクトパスはいらん

オクトパスは日ごろ咥えていない分、海底を擦ったり岩にぶつかったり股にはさまったりと過酷な環境にさらされます。つまり、

オクトパスは丈夫なのが一番

です。吸いやすいとか流量が調節できるとかあんまり関係ないです。シンプルで丈夫そうなものにしましょう。

ていうか俺が騙されて買わされたって事か。

オクトパスホルダー

この手の安い小物はとりあえず買いましょう。オクトパスがぷらぷらしていると迷惑だし壊れます。

フィン

ガルのバワーエムデンです。

蹴り心地はどうでしょう、他と比べたことがないので分かりません。

バックルタイプなのですがこれが砂浜ではかみまくりで大変です。1度など無理に外して壊してしまいました。バックルタイプではないものの方がいいのかもしれませんが、私はドライスーツでも潜るのでブーツのサイズにあわせて調節可能なこのタイプでないと駄目みたいです。何とかならんものなんでしょうか。

2002/05/02

丸5年にしてフィンが壊れてしまいました。壊れたのはバックルのプラスティック部品を受けているゴムの突起で、根元からもげてしまいました。

新しいフィンはSプロのジェットスラストにしました。今回はブーツを器材ショップに持っていって合わせて買いました。またダイビングショップで幾つかレンタルして試してみて決めました。私がこのフィンを選んだ基準は:

指示棒

「こんなのガイドさんの持ち物でしょ」と言われそうですが、そうでもないのです。

以前私が伊豆の富戸で潜った時のこと、私はグループの最後尾をついていっていました。砂地に行って帰る途中、私は面白い魚がいるのを見つけました(ヤマドリだと後で分かりました)。その時私はそれを仲間に知らせようとしたのですが、いかんせん音の出るものを何も持っていなかったため、どんどん離れていく仲間をおいかけるしかありませんでした。

それからしばらくして、ガイドさんが指示棒でタンクを叩いて皆の注意を引いているのを見て「これだ」と思ったのです。

つまりこれは何かを指示したりする以外にタンクを叩いて合図を送るのにも使えるのです。

でもやりすぎてひんしゅくをかわないようにしなくてはいけません。

あと水中の生き物などをつついたりするのは自然破壊っぽくていけませんね。

2002/06/16

指示棒盗まれた、、、

BC に付けたまま港に器材ごと放置していたら昼飯の間に指示棒だけが無くなってました。場所は大島。皆さんも気をつけましょう。

ホースホルダー

私のBCには1つついてきました。でも私はもう1つ買って両方につけています。

何にしてもゲージやオクトパスがぶらぶらしているのはいけません。水底をひきずって故障の原因になったり他人にぶつかったりといいことはありません。

それにゲージの場所が変わらないのですぐに見る事が出来ます。

水中ライト

Underwarter Kinetics の sun light SL6 という水中ライトです。

単1乾電池6つの超強力ライトです。ちょっと強力過ぎて魚や他のダイバーの迷惑かとも思いますが、ライトが強力だと暗い所では安心できます。

この形の水中ライトはスイッチが親指で簡単に操作できて楽です。

以上、いかがでしたか、皆さんの器材選びの役に立てば幸いです。


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