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どうも真面目な話題ばかりなのでこの辺で面白可笑しい話題も一つ紹介したいと思います。
関東近辺ではドライの季節はかなり長くなります。私も全てのダイビングの中でのドライ率は50%近いのではないかとさえ思える程です。最近では ウェットも薄くなり、ドライシーズンは10月後半から7月半ばまでに渡っています。
6月半ばともなれば気温は20度台後半にもなりますが、この時期水温は未だ20数度にとどまるため、ドライで潜ることを余儀なくされてしまいます。 そんな日には潜る前や水面休息中など、ドライの中は汗だくなどと言う事もままあります。
先日、気温26度、水温21度という6月の伊豆で潜りました。天気も良く案の定ドライの中で大汗をかいてしまいました。帰宅後、次からはウェットだ ろうなと思いドライの手入れをする事にしました。まずは干してスーツの表側を乾燥、次はできるだけ裏返して内側を干します。その時、ドライの足、ブーツに なっている部分は裏返すことができない事に気付きました。気になった私はそこに顔を近づけ、ふとブーツの内側の臭いを嗅いでみたのです。
嗅いだことの無い臭いがしました。
何というか、臭いというよりも一瞬気が遠くなるタイプの刺激臭がそこから出ていました。
どうしよう、考えた私の頭をよぎったのは「洗うか?」という問いでした。狭い風呂にでかい男がさらにでかいドライを持ち込んで石鹸を使って格闘する 様子がありありと脳裏に描き出され、その案は一瞬で却下となりました。そしてとりあえず何とかして乾かす方向で検討しました。
ドライを乾燥するときに私がいつも活用しているのが、下の写真の布団乾燥機です。本当は蛇腹の先に大きなバッグが付いていてそれを膨 らませて布団の間に挟むことで布団を乾燥させるものですが、この場合は蛇腹を直接ドライの脚の部分に突っ込んで温風を送りこみます。
布団乾燥機
電源を入れると、ぶおー、という音と共に温風がドライの足に送りこまれていきます。このまましばらくすれば乾燥して臭いも消えるに違いありません。 安心した私は乾燥機を放置してテレビを見ることにしました。
しばらくして、私は夕食を買うため近くのコンビニへ行くことにしました。部屋から出る寸前、乾燥機がまだ動いているのに気がつきましたが、「どうせ すぐだから」と思ってそのまま外出しました。夕食を買い、ちょっと雑誌を立ち読みにして部屋へと帰ってきてみると、、、
臭いが部屋に充満しとる!!
急いで窓を開け、換気扇をつけ、何とか臭気のレベルを下げることができました。危機一髪、異臭騒ぎ寸前でした。
ドライの臭気で自殺は可能です。
練炭を買う必要もありません。でももちろん、
良い子は真似をしてはいけません。
ちゃんと換気をしながらやりましょう。
一息ついて再びドライの足の臭いを確認、こちらは目論見通り臭わなくなっていました。一応成功です。
いかがでしたか、あなたのドライ、足の臭いは大丈夫でしょうか。
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