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9月18日(水) |
7:00 いつも通りの起床。靴で行くかサンダルで行くか迷ったがやはりサンダルで行くことにする。リュックにゆとりがあったので捨ててきて良いつもりで靴も詰め込む。
8:25 出発。万全の準備、のわけもなく、駅に着くまでの間に早速忘れ物に気づく。WWWで見つけてEmailで予約したMadridのHostalの地図。ホームページに載っていたがプリントアウトしてくるのを忘れた。夜遅くにホテル探しでうろうろしたくないから予約したのになんてことだ。まあ、住所が分かってるからなんとかなるだろう。 8:43 横須賀中央駅で快特に乗り込む。この時間だと、まだ、1両目でもそこそこ混んでる。なんとか座席横をキープ。横浜駅からNEXで一気に成田空港へ。 11:00少し前 第二空港ターミナル着。集合は10:55なのでちょっと遅刻。まあ、分かっていたことだが。G30受け付けでチケットをもらう。E4でチェックインするようにとのこと。 E4でチェックイン。満席なので大きな荷物の持ち込みは遠慮してくれとのこと。 仕方ないのでリュックは預けることに。お姉さんがカチャカチャとキーボードを打っている。結局E5でチェックインしてくださいとのこと。 E5でチェックイン。こちらのお姉さんもカチャカチャとキーボードを打ってしかめ面。なーんか嫌な感じ。 お姉さん:「普通のチェックインですか?」 私:「はい」 と答えたものの、実は意味がよく分かってない。だって普通じゃないチェックインって何なの? お姉さん、さらにキーボードを打って、E4のお姉さんと話をしたりして、何か怪しい雰囲気。オーバーブッキングの言葉が頭をよぎる。お姉さん、チケットにINVP C(正確にはまるC)と書き込んで、やっぱり「E4でチェックインしてください」だって。「なめとんのか?」とも思ったが、Cという文字に多少勝手な期待を寄せて、笑顔で言われたとおりに。今度はE4であっさり発券。チケットが出てきた瞬間、class欄のCの文字を私は見逃さなかった。 お姉さん:「本日は満席のためビジネスクラスの窓側の席をご用意させていただきました。」 冷静を装ってチケットを受け取ったが、ガッツポーズでもしたい気分だった。噂には聞いていたクラスアップ。想像だにしていなかっただけに、思わず笑みがこみ上げてしまう。何とも幸先の良い出発だ。こうなるとサンダル履きはちょっと場違いだったかな? ちなみに、この後、公衆電話脇のベンチに座っていたら、おじさんが「まいったよー。イベリアにオーバーブッキングされちゃってよう…」だって。紙一重だったのだろうか? 12:00前 北口で出国手続き。ガラガラだ。こんなにすいてるのは初めて。A61に向かう途中、南口の前を通る。いつも程度に混んでる。北口がすいてたのはたまたまか?Madrid行きのA61には幅広い年齢層の人々が。隣のA62は見事にグレーヘアーの集団。Humberg行き。何となく納得。 12:50 搭乗。初めてのビジネスクラス。これで隣が若い女の子だったら完璧だね 乗り込むといきなりシェリー酒のサービス。さらに乗客一人一人にスチュワーデスが挨拶。さすがビジネス。 13:10 ゲートアウト。12:55発予定だからまずまず。テイクオフは13:25。イベリア航空IB6710は成田発モスクワ経由Madrid行き。お隣さんに聞いたらMadiridまで16時間かかるんだって。普通ヨーロッパ直行便って12時間程度だよねぇ。 お隣さんは、Hさんという24才の女性。2年の予定でスペインの日本大使館で働くとのこと。スペイン語を大学で専攻し、メキシコ留学経験もあり、スペイン語はぺらぺらのよう。機内ではかなりの時間をHさんとのおしゃべりで過ごした。本当に楽しかった。Hさんありがとう 22:30頃 モスクワ着。機内清掃のため全員降りる。えー、モスクワ経由とは聞いてたけど、一旦降りるとは。イベリア航空のメリットって一体何なの? モスクワの空港。名前は聞きそびれた。静かな空港だ。第二とかいってたからそのせいか?免税店はある。レストランもやっている。リンゴジュースを飲む。どこのリンゴだろう?放射能は大丈夫か?2ドルだって。良心的な値段だ。実はHさんにおごってもらったんだけどね。 0:10 モスクワ発。何と3度目の食事だ。全然お腹すいてない。前菜とメインが別々にやってくる。ちょっとづつ手を付ける。さらにデザートが別にくる。これは全部食べる。やっぱ、入るところが違うのか? 4:00頃 そろそろ到着だ。スペインはサマータイムで日本との時差は7時間。時計を7時間戻す。まだ、9/18の21:00だ。 21:30頃 ようやくMadirid着。飛行機はターミナルまで行かずバスに乗り込む。うーん、ちょっと寒いぞ。Tシャツの上に念のために持ってきた厚手のコットンシャツを既に着ている。服装を誤ったか? F、CクラスはYとは別バスで一足先にターミナルへ。パスポートコントロールも楽々。しかし荷物がなかなか出てこない。エコノミーも続々とやってくる。荷物はエコノミー扱いか?Hさんの荷物は早々に出てくる。お迎えも来ているようで、Hさんとはここでお別れ。私のバッグもほどなく出てきて出発。 地図も忘れたし、疲れていたので、TAXIを利用することに。Hostal Lopezの名前と住所を書いた紙を見せて乗り込む。運ちゃんは英語が話せるらしい。Huertas通りあたりのことを説明し出すが何をいってるのか全然分からない。 Atocha通りのあるHostalの前で止まる。Huertas通りは狭いからここで良いかと言っている。良いと言ったら、そのHostalに行き、呼び鈴を鳴らし始める。わー、そういう意味じゃない。あわてて止める。Lopezに予約がある旨伝えると、再度車に乗れと。再びメータを倒して走り始める。うーん、なんか損してる感じ。合計6,100pts。地球の歩き方の情報から4,000pts程度かと思っていたが…。ぼられたのか?判断がまったくつかないからしょうがない。 Lopezの呼び鈴を鳴らす。インターホン越しに誰か出る。何言われたのか分からなかったが、構わず名前と予約のある旨を英語で伝える。ドアのブザーが鳴ったような気がした。気がついたときには止まっていた。ドアは開かない。再度呼び鈴を鳴らして繰り返す。ドアのブザーが鳴る。どうやらブザーの鳴ってる間は鍵が開くとみた。ドアを押す。開いた。この辺の勘所は異国で楽しく過ごすのには重要だ。 2Fにあがると娘さんが迎えてくれた。名前をつげるがどうも雲行きが怪しい。娘さんとおばさんが宿帳をみながら何か話している。Emailで予約した旨告げるがどうやら予約が入ってないようだ。空き部屋もないようだ。疲れていたけど、不思議とまいったという感覚はなかった。むしろちょっとわくわくしてたりして。結局、同程度のHostalを探してくれることになった。何カ所か電話してようやく見つかったようだ。値段は同じ3,800ptsにしてくれるらしい。 私の名前には見覚えがあるようだった。どうやら宿の予約帳への記載漏れだったようだ。とても申し訳なさそうだった。それにしても娘さんが英語を話せて良かった。 別のHostalまではご主人が案内してくれることに。無口な人だが黙ってリュックを持ってくれた。数分歩いてHostal CASTROへ。こちらのおばさんは人は良さそうだが英語は全然ダメ。パスポートを預かられてしまった。 23:30 部屋でようやく一息つく。部屋には一泊4,500ptsと書いてある。本当に3,800ptsで泊まれるのか?チェックアウトが楽しみだ。 0:45 就寝。長い一日だった。 |
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